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空海
このときから再び夢を見るようになりました。たくさんの僧侶が出てきて、荘厳な祭壇の前に縦2列に並んで読経を唱えています。私はと言うと普通の姿なのですが、(僧侶ではない)何とその僧侶の一人一人の頭に手を当てて、何かを唱えているのです。まるで、私がその僧侶達を指導しているかの様でした。
そう言う夢を見たかと思えば、突然高速道路が出てきて、場所はアメリカです。縦横無尽に高速道路が走る超近代的な場面です。車が猛スピードで走っています。
そんな場面で、一瞬にして高速道路は無惨にも倒れ、一転して廃墟の場面に変わります。
そんな廃墟の崩れかかった一軒家に、ゴミの山のような中に一人端座する僧侶がいました。彼こそ、この廃墟を救う人物であるというのです。
その人物の所に近づくと、そのまま共に空中を飛んで、その僧侶は私に様々な世界を見せてくれました。悲惨な惨状をそのまま見せられたのです。
そして突然場面は変わり、多くの人が集まるようなのです。その為に、私はマイクの準備をしています。こういうことが毎夜続くのです。そして、私はベッドの枕元にノートとペンを置くようになったのです。そして、夢の中でいろいろな人が現れて、それは皆天使みたいな人達でしたが、少しずついろいろなことを教えてくれるようになったのです。
それからです。夜中にふっと目が覚めて、気がついたことをノートに書き留めるようになったのは!!
そして、ある時風呂に入って何気なく浴室の湯気で曇った壁に人差し指で、大きな円を描いていました。大きな円を一つ、二つ、三つ目を描いていた時です。体中に電流のようなものが走りました。瞬間的に頭の中が真っ白になったかと思いましたが、その時すべてがわかったような気がしたのです。
今までの疑問がすべて解けたように思えたのです。頭の中にとてつもなく大きなキーができたのです。それからです。必死になって今までためたノートのキーセンテンスを読み返しまとめていったのです。
このときの考えが、天使の占い・陽陰姓名術(姓名判断)の考え方の基礎になっているのです。
縁というものは不思議なものでございます。それからふっと息抜きの為に立ち寄ったビデオショップで目にとまったのが、北大路欣也主演の東映映画"空海"でした。何となくそれを借りて見たのです。
ビデオの中で、主演の北大路欣也の空海が発した言葉に驚いてしまったのです。あまりの驚きに、何度もその場面を巻き戻して見ました。それは"こんはい!"の言葉でした。"こんはい!"……… 夢の中で自分を追いつめ、何かを知らしめようとした人物、その声の主は、確かに"こんはい!"と言ったのです。この"こんはい!"とは、空海の中国的発音であったのです。
そうです!!
私を導き、何かを伝えようとした声の主こそ"空海"の声であったのです。今その伝えられたことのほんの一部をここに、占いという形で表してみることにしました。時が来るならば、もっといろいろとわかるようになるかもしれません。夢の中で、空海や様々に現れた天使達が伝えたかったことの占い的表現が「天使の占い・陽陰姓名術(姓名判断)」なのです。
これが「天使の占い・陽陰姓名術(姓名判断)」の出発になりました。これからが、まだまだいろいろとエピソードがたくさんあるのですが、それは、少しずつ書いていきます…………!
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