|
−人生を変えた主人との出会い!−
● 主人との出会い
そんなことを経て、ある時今の主人と出会いました。
突然、会社の人事で役員として主人がやって来たのです。そして、私の上司になりました。
主人は最初から、占いの人ではありませんでした。でも、仕事では人間関係やお客さんのことなどで、占いをうまく使っていました。 |
私はそれまで自分の性格に対して、かなりコンプレックスを持っていたのです。
小さな頃から考えたり、悩んだりする習慣が染みこんでいたのです。
悩みの百科事典みたいに、悩んでいたのです。確かに物事の本質的な内容に対して悩むのですが、悩んでも仕方のないことに悩んでいたのです。
そういうときに、全く悩みのないような顔している主人に出会ったのです。
なんで悩まないの?と不思議なくらいに元気で悩まないのです。
物事を前向きに考えられる。プラス思考型なのです。私はマイナス思考ばかりしてしまう方でした。ですからグイグイ主人に引っ張られたのです。
ありがたいことにたくさんのエネルギーをもらえることが出来たのです。
そんな不思議な主人に私は徐々にひかれていくようになりました。そして、様々なことを学ぶようになったのです。 主人は全く、私とは180度違う観点でものを見る人です。
私が、悩み多き心の世界をさまよい続けていたにもかかわらず、主人はただ悩みもなく目的に向かってまっすぐに生きれる人なのです。
私が八方美人で優柔不断で悩む性格でも、主人は人の目を気にしない白黒はっきり言える人なのです。まったく違う世界を持っているのです。だからこそ良かったのだと思います。
この人と一緒になったら、不思議と何か出来そうな気がしたのです。
とても神様の導きを感じて、結婚したのです。
主人は何事も、徹底する人です。
主人が本格的に占いのお勉強に没頭し始めたのは、今から約20年前です。
いつも夢で色々なことを見たことを書き留めたり、いろんな本を読んだり
とても研究熱心でした。 仏教書、キリスト教書、哲学書など様々な本を読みあさっていました。
主人はとても、目的指向タイプの人で、私はいつも感心してみていたのです。
私はとてもまねの出来ない徹底ぶりです。
数字を1つ1つ分析して、考えながら、また夢で教えられながら、いろいろ瞑想したりしていました。
ですから、いつも夜休むときはノートと鉛筆を横に置いて休んでいました。
何か浮かんだら、すぐに書き留めないと忘れてしまうからです。 ●
陽陰姓名術の始まり
一生懸命に求めていたら、ある時ふとお風呂の中で閃いたというのです。
お風呂の中で湯煙が立ちますがその湯煙で遊んでいたのです。
その時何気なく、○を書いたのです。
その時ぴーんと閃いたのです。
これだ〜。疑問に思っていた内容がいっぺんに解けたのです。
霧のようにもやがかかっていたのが総て晴れたよう感じでした。
それから、精力的に自分の占いの内容をまとめ始めました。
やっと陽陰姓名術の始まりです。
数字の内容をまず戦国武将達の中で実証し始めたのです。
その中から、織田信長の運命式を解きながらとても重大な発見をし、内容を深め、固まってきたのです。
そしてその内容が、広く多くの人に何か実用的に使ってみて役立たないと何の意味もなさないのです。
それで、本当にこの占いの内容は本物かどうか検証してみないといけません。
我流で、本当かどうか分からないことを人に伝えてはいけません。
実験みたいなものです。
私は最初、主人が多くの人達にダダ同然で占いをして差し上げるのを見ていました。
お友達や、口コミで来られる方に見て差し上げたのです。
すると、とても喜ばれて、悩んでいる人も元気になって喜んでいかれるのを目の当たりにしたのです。なんて素晴らしいことなんだろう!
これは本当の意味で人助けになると痛感したのです。 まず自分を知り、相手を知ることによっていらないエネルギーを使わなくて良いということがわかったのです。
私が悩んでいた問題の解決の第一歩が、この占いを解くことによって少しでも解決出来る糸口がつかめたのです。
その為のとても良い材料になることが理解できたのです。
それでやっぱりこれは正しいと確信したのです。占いはインチキではない。
この占いは統計と数字による根拠のあるものだということがよ〜くわかったのです。
それから、広く多くの方々に役立ていこうという趣旨で本格的にタウンページの占いコーナーに出しました。
私も主人を助けて、せめてそのお手伝いをしていこうと心で思っていたのです。
でも結果的にはそうはさせてもらえなかったのです。
● 占い師としての訓練
主人は、お客様が来られると、いつも私をそばに座らせました。
え〜、なんで! 私忙しいのに・・・。
他にやりたいことがいっぱいあるのに・・・。
と思いながらも、そばについていました。
そして、丁寧にお客様に説明していました。
そのうち、私は少しずつ主人の鑑定している内容が分かるようになってきました。
数字の出し方、解き方様々な内容や基本的なことなどは主人から教わりました。
でも応用が難しいのです。それは見よう見まねで覚えていったのです。
もう習い始めてから3年くらい経ったある日のことです。
占いのご依頼の電話がかかってきたのです。
私がいつものように主人に取り次ごうとしたのです。
でも私にやりなさい。と言うのです。 |
|
え〜そんな馬鹿な。
私は出来ない。
というと主人はトイレに入って出てこないのです。
私知らない。でもあと15分したらまた、解答を求めてかかってくる。
どうしょう!主人にいくら頼んでも、トイレから鍵をかけてでて来ない。
仕方なく運命式を出した。もうあと5分、3分とカウントダウンされる。
電話がかかってこなければいいのにと、この時ほど切に思ったことはありません。
でもかかってきた。心臓が弾けそうな緊張感!
一か八かやってみるしかない。腹を決めた!
一生懸命にお話をした記憶だけが残っている。
主人はわざとトイレから出てこなかったのです。
この時こそ、ライオンが我が子を谷底に突き落とすような喩えのような気持ち
だったと思います。
もしそうしていなかったら、今の私はいなかったと思えるのです。
私は知らないうちに、主人の第1の弟子になっていたのです。
それがきっかけとなって、もう何千人の方を鑑定、相談したか分かりません。
そして、私は主人と出会っていなければ占いなど、始めなかったでしょう!
|