１１年
１０ 月（３） |
起業・企業・ビジネスとしては成功するために必要な脳の訓練
命名・改名・社名・芸名・姓名判断・名前は「天使の占い」 |
| ２１日 |
★勝つべからざるは己に在り、勝つべきは敵に在り。
これは勝つための内部要因をしっかりとつくり、勝てるかどうかは敵の状況や問題ということになる。敵の出方次第というところである。
何事もそういうところが多い。
先ずは、自分の中にこれでできるという「確信」をつくることである。それには、根拠である。原因作りをするということだ。
こうすればという方法を自分が持っていて、それが自分の自信になることが重要だ。誰かに頼っていては、自信にはならない。
自信とは、自分はできる方法や力、実力を持っているまたは、相手よりももっと大きな相手も予想をつかないような凄い秘密兵器を持っているとなると、それは自信になる。
だから、最高の自信は神様を味方につけることだということになる。 |
| ２２日 |
★善く戦うものは勝ち易くに勝つ者なり。
ドラマにはならないけれども、勝てる相手には当然のように勝つことを自分に要求する。それがコンスタントにできるということ。
目立たないけれどもちゃんと仕事をこなすということにも通じる。それができてこそ、大きな仕事をする才覚が生まれてくる。
日露戦争で連合艦隊司令長官を拝命した東郷平八郎は、そういう人だったらしい。彼が選ばれた理由は、彼が参戦した戦で負けたものが一度もなかったということだからだ。
そういう人が本当の勝負で力を発揮する。
ビジネスも人生も同じである。陽向だけ歩いている者はもう一つの世界である陰を知らない。最初は陽向の陰から始まり、自分が陽向になっていく。
一つの存在の陽と陰を知ってこそ、その位置が確かなものとなる。 |
| ２３日 |
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| ２４日 |
★勝兵は先ず勝ちてしかる後に戦いを求め、敗兵は先ず戦いてしかる後に勝ちを求む。
よく似た言葉に、智確（覚）動考がある。知恵を用いて、すなわち目標を達成するための戦略を描いて、できるという確信ができたら行動に移し、その後は行動結果について考えるということが、物事を成し遂げるということにつながる。
人間には二通りあって、考えて行動しない人と、行動しながら考える人がいる。といわれるが、どっちがいいかというと、どっちもよくないといえる。行動しなければ結果は生まれないし、考えないで行動すれば、後で失敗という禍根を残すことになり、力が出てこなくなる。
何でもそうだが、勝てない戦はしないということである。
うまくいかないと思うことには手を出さないということである。
それでは人と同じになってしまうから、ビジネスチャンスは来ないということになる。
だから、人よりも優れた知恵と確信を持つということが、人生の成功かどうかにかかってくるということになるでしょう！賢者は人の考えないことを考えかくしんをもっている。
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| ２５日 |
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| ２６日 |
★善く兵を用いるものは道を修めて法を保つ。
全員が道筋がわかっていて、要するに全員が方向性や戦略がわかっていて、どうすればいいかということと、そのためのやるべきこともわかっていて、行動を起こすルールが明確になっていれば、
成功は可能性が高いということになる。
組織というものは、自分一人で判断して行動をしてきたこととは違って、全体をどうやって一つの生き物のごとく動かすかということになるから、自分一人で判断してきたことをシステム化しなければ、できないということになる。
そのためには、一番重要なことは目的である。
戦略的な目的がわかっていなければ、組織は有機的な動きができなくなるということになる。
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| ２７日 |
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| ２８日 |
★積水を千仞の谷に決するがごとき者は、形なり。
物事を決するときというのは、ダムのように力を蓄えていって、その貯まった力を一挙に放出することで、相手を殲滅する。
それを可能にするというのは、そういう形を創ることであるということなのだが、これを自社の組織に戦略的に応用するというのは、相当に総合力が必要になる。
でも、この戦略を用いる場合は、状況がどんどん悪くなっていって、自分に不利になっていく中で、戦局をどうやって挽回するかということの最終戦である場合が多い。
だから、現在の日本のように実態に見合わない円高が続くということは、すべてが不利な中に戦えというのと同じである。こういうときにこそ、内部の力を結集してその爆発的な力を蓄えるということが必要になる。
だからこそ、その体制作りを相手にいられないようにして準備することが「その時」を創ることにつながるといえる。政治が当てにならないときには、自分の組織は自分でそのようにすべきである。
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| ２９日 |
★衆を闘わしむること寡を闘わしむるが如くするは形名是なり。
大軍を動かすときに、主部隊を動かすように自由に操れるようにするには、情報の共有や伝達がちゃんとできなければならないということである。
思ったところに思ったように動くというのは、相当な訓練がされなければ秩序ある行動はできないということになる。
そのときに必要なことは情報である。その情報もちゃんと伝達できる手段がなければ、共有した行動はできないということだ。
企業でもそれは同じである。勝手に誰かが動いて、知らないところで実績が出ていて、いつの間にか発展していて、などということが起こっていれば、その反対にいつの間にか業績が落ちていて、挙げ句の果ては破滅になりかねないということである。
そういう意味では、中心にたつ人物というのは、全体を統括できて、現場がよくわかり、状況判断と即応体制がとれて、それから、現場に判断を任せる度量があって、その責任をとる力を持たなければならないということになる。
そういう人が必要ということになる。 |
| ３０日 |
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| ３１日 |
★戦いは正を以て合い、奇を以て勝つ。
王道を行く。その通りであって、正攻法で相手に望むというのが常道である。それをしなければ、相手は端から疑いを以て望むだろうからまともな戦いにはならないことになる。
だからこそ、大義名分を掲げて正面から望むのである。でも、戦いに勝つにはそれだけでは勝てないのである。
そこに奇襲ということが行われる。それで相手のバランスを崩し、勝機が生まれるということになる。
ビジネスも同じである。正攻法の戦略が必要であるが、そこに商機をもたらすものは、「奇」である。相手が予想もしなかった方法を考えつくことである。
正面がだめなら搦め手からということである。 |
