■バラバラ遺体　妻逮捕　町田で頭部、３０歳会社員

遺体の頭部が見つかった現場から押収物を運び出す捜査員ら＝１１日、東
京都町田市で
　東京都新宿区と渋谷区で昨年十二月、切断された男性の胴体と下半身が
相次ぎ見つかった事件で、この男性は東京都渋谷区富ケ谷一、外資系証券
会社員三橋（みはし）祐輔さん（３０）であることが十日、警視庁新宿署
捜査本部の調べで分かった。捜査本部は同日、死体遺棄容疑で、三橋さん
の妻で主婦の歌織（かおり）容疑者（３２）を逮捕した。

　調べに同容疑者は「生き方が合わず、自分のことを否定された。暴行を
受け、殺意を抱いた。夫を殺した後、のこぎりで頭部や胴体などを切断し、
捨てた」と供述しているといい、捜査本部は殺人容疑でも追及する。

　供述に基づき、捜査本部は同日、町田市原町田四の公園で、土中に埋め
られた三橋さんとみられる頭部を発見した。まだ見つかっていない左手な
ど遺体の一部の遺棄場所についても特定を急ぐ。

　調べでは、歌織容疑者は昨年十二月十五日ごろから同月二十八日にかけ、
三橋さんの胴体部分をごみ袋に入れて新宿区西新宿七の路上に遺棄し、下
半身を渋谷区神山町の民家敷地内に遺棄した疑い。

　歌織容疑者は同月十二日早朝、酒を飲んで帰宅した三橋さんの就寝後、
ワインの瓶で頭部を殴打して殺害。自宅でのこぎりを使って遺体を切断し
たという。

　歌織容疑者は同月十五日、「夫が四日前から帰宅していない」として、
家出人捜索願を警視庁に出した。しかし自宅マンションの防犯カメラの映
像から、三橋さんが十二日早朝に帰宅する姿が確認され、説明に矛盾があ
ることが判明。捜査本部は三橋さんの肉親のＤＮＡとの照合から遺体を三
橋さんと特定した上で、今年一月十日午後、歌織容疑者を追及したところ
容疑を認めたという。

　歌織容疑者が昨年十二月末以降に自宅の床や壁紙を張り替えていること
や、自宅からのこぎりが見つかっていないことから、捜査本部は証拠隠滅
を図ったとみている。

■のこぎりで切断　タクシーや電車で運ぶ

　東京の真ん中に住む夫婦に何があったのか−。昨年十二月十五日朝、警
視庁代々木署に家出人捜索願を出した三橋歌織容疑者（３２）は、夫の
「家出」の理由をこう説明したという。「仲が悪く、酒癖が悪い。今まで
も何日か帰宅しないことがあり、いきなり警察ざたにしたくないので様子
を見ていた」

　二人は二〇〇三年三月に結婚。子どもはおらず、結婚半年後から口論が
始まり、暴行を受けたため殺意を抱いたという。

　夫婦の自宅は、渋谷区内の代々木公園にほど近い、井ノ頭通り沿いの住
宅街に立つ真新しい十一階建てマンション。上層階からは代々木公園の緑
の先に新宿の高層ビル群が見渡せる。

　全世帯賃貸で、二〇〇四年九月ごろから入居が開始。夫婦が住む十階は、
六十平方メートルほどの１ＬＤＫで家賃は月約二十万。高層階には高所得
者が住んでいるという。住民の男性（４２）は「近所付き合いはほとんど
ない」と言い、三橋夫婦を知る人は少ない。室内の防音対策は強固で、隣
家の物音などは聞こえない。

　歌織容疑者は殺害翌日から渋谷区内の雑貨店で、のこぎりやポリ袋、ス
コップなどを購入。遺体を切断。重さ二十キロを超える胴体を旅行用キャ
リーケースに入れ、タクシーで新宿区まで運び、やはり三十キロ近い下半
身も同じケースに入れ、台車で自宅から約四百メートルの民家まで運んだ。
頭部はバッグに入れて電車などで運び、町田市の公園にスコップで埋めた
という。

　夫婦のマンションの向かいに住む無職男性（６６）は「目の前が犯人の
家だったなんて…」と驚いた。

■バラバラ遺体逮捕の妻「目の前から取り去りたかった」

　東京都渋谷区の外資系金融機関社員、三橋祐輔さん（３０）の切断され
た遺体が見つかった事件で、死体遺棄容疑で逮捕された妻の歌織容疑者
（３２）が、遺体の切断や遺棄について「一刻も早く目の前から取り去っ
てしまいたいと思った」と供述していることがわかった。

　歌織容疑者は、遺体を遺棄した後の昨年１２月下旬には、床や壁紙を張
り替えるなど自宅の大掛かりなリフォームをしており、警視庁新宿署特捜
本部は、殺害自体は衝動的だったとみる一方、その後は、証拠隠滅を図っ
たとみて殺人容疑でも追及している。

　特捜本部によると、町田市の市立芹ヶ谷公園内に埋められていた三橋さ
んとみられる頭部は、歌織容疑者がワインの瓶で殴って殺害した際にでき
たとみられる陥没の跡が確認された。歌織容疑者は、「１人で運ぶには想
像以上に重かった」などと遺体を切断した理由を説明し、発見されていな
い左腕と右手首については「ゴミと一緒に捨てた」と話しているという。

　歌織容疑者は１２月１５日、「夫が１１日に出勤をした後、帰宅しない」
とする家出人捜索願を警視庁に提出しており、特捜本部は、胴体や下半身
から推測される身長が、三橋さんと一致することなどから周辺捜査を開始。
その過程で、会社に出勤しない三橋さんを心配した同僚が、三橋さんの自
宅マンションの入り口にある防犯カメラの映像で、三橋さんが１２日早朝
に帰宅した姿を確認していたことを突き止め、家出人捜索願との矛盾が浮
上した。

　このため特捜本部は、遺体と三橋さんの母親のＤＮＡ鑑定を極秘に実施、
親子関係が確認されたことから歌織容疑者を追及した結果、犯行を自供し
たという。

　供述によると、歌織容疑者が三橋さんを殺害したのは１２月１２日朝。
歌織容疑者はその日のうちに、三橋さんの勤務先に出社を確かめる電話を
かけ、夫を心配しているかのように装っていたほか、同１５日、三橋さん
の同僚に勧められて家出人捜索願を出した際にも届け出が遅れた理由を問
われ、「今までも何日か無断外泊があった」と話していた。

　また、歌織容疑者は渋谷区内の大型雑貨店で、のこぎりやスコップを購
入し、遺体の切断や遺棄に使っていたが、自宅から発見されず、布団から
も三橋さんの血液などは検出されなかった。先月下旬に、自宅マンション
で壁紙や床などの張り替え工事が行われた際も、マンションの管理人はリ
フォーム業者から「水回りを直す」と言われただけで、壁紙や床の張り替
えについては説明されていなかった。歌織容疑者は、のこぎりや布団など
は「処分した」などと供述しており、特捜本部は、周到に隠ぺいを図った
とみている。

（2007年1月11日15時39分 読売新聞）

国内ニュース : 1月11日（木）10時47分更新 記事 写真

[男性切断遺体]新宿・渋谷に遺棄、妻を逮捕　頭部も発見

　東京都新宿、渋谷両区で昨年１２月、切断された男性の胴体や下半身が相次いで見つかった事件で、警視庁新宿署捜査本部は遺体の身元を渋谷区富ケ谷１、外資系証券会社社員、三橋（みはし）祐輔さん（３０）と特定し、１０日、妻の歌織（かおり）容疑者（３２）を死体遺棄容疑で逮捕した。祐輔さん殺害も認めている。捜査本部は同日、供述に基づき町田市原町田４の公園で見つかっていなかった祐輔さんの頭部を発見した。

　調べでは、歌織容疑者は昨年１２月１５〜２８日、切断した祐輔さんの胴体部分をゴミ袋に入れて新宿区西新宿７の路上に捨て、下半身を渋谷区神山町の民家の庭に捨てた疑い。

　調べに対し「１２月１２日早朝、酒に酔って帰宅した夫が寝た後、ワインのびんで頭を殴り殺害した。その後、渋谷区の雑貨店でのこぎりなどを買い、自宅で遺体を切断した」と供述。切断した遺体について「胴体は旅行用キャリアーケースに入れ、タクシーで捨てに行った。下半身は同じケースに入れて台車で運んだ。頭部は電車で運び、町田市の公園に穴を掘って埋めた」と供述しており、同課は１人で殺害、遺棄したとみている。

　２人は０３年３月に結婚し、マンションで２人暮らし。動機について「結婚半年後から口論するようになり、生き方が合わなかった。夫から自分を否定することを言われ、暴行も受けたことから殺意を抱いた」と供述している。

　事件は１２月１６日に新宿区の路上でゴミ袋に入った胴体部分が見つかり、新宿署に捜査本部を設置。同２８日に渋谷区の民家の庭で下半身が見つかった。捜査本部は同じ人物と断定。身元の割り出しを急ぐとともに、殺害されたとみて捜査していた。

　◇同僚が独自調査、解決につながる

　逮捕された三橋歌織容疑者は、切断遺体が初めて発見される前日の１２月１５日、自宅を所轄する代々木署に夫の家出人届を出していた。「夫は１２月１１日に出勤するため家を出たらしいが、そのまま帰ってこない」と説明していた。

　一方、捜査本部は、同１６日から相次いで見つかった切断遺体の身元を割り出す捜査の過程で三橋さんの家出人届も捜査。自宅マンションの防犯ビデオの映像はすでに消去されていた。ところが、失そうを不審に思った会社の同僚が、消去前の防犯ビデオで三橋さんが１２日早朝に帰宅していたことを確認していた。同僚は、マンション管理会社に頼んで独自に調べていたという。捜査本部は関係者らへの事情聴取でこの「独自調査」を把握、歌織容疑者の届け出の矛盾が浮上した。

　１０日午後、自宅にいた歌織容疑者に任意同行を求め事情聴取。殺害も含めて事件への関与を認めた。歌織容疑者は年末に自宅の壁と床を張り替えるリフォーム工事を行っていた。捜査本部は証拠隠滅を図ったとみている。

2007年01月11日01時33分
毎日新聞

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今日のニュースは、インターネット上で掲載されるニュースの中から、その
日の出来事を簡単に占い的に分析をするものです。ですから、事件の内容や
様々ないきさつに言及するものではなく、純粋に運命式からそういうような
事件や出来事に関わるような可能性について簡単に説明するものです。即興
的な文章ですから、その辺を加味してお読みくださればありがたく思います。

今回も「えっ！」という信じられない出来事が起こてしまいました。バラ
バラ殺人事件です。しかも犯人は妻というショッキングな事件ということ
でした。どうして？　何で？そういう疑問が頭をよぎってしまう。この事
件は夫婦という問題の難しさを投げかけているようです。

＜三橋祐輔さん（３０）の運命式＞

３３　１９　２８
１７　４２　２５
２６　２３　３９

新聞情報は、
『歌織同容疑者は「生き方が合わず、自分のことを否定された。暴行を受
け、殺意を抱いた。夫を殺した後、のこぎりで頭部や胴体などを切断し、
捨てた」と供述している』とありました。

暴力を受けたと記事にはあります。三橋さんの性格は社会的には外資系金
融会社勤務ということですが、結構相手にはあわせて付き合うことのでき
る柔軟性をもっていて、人間関係的にはちょっと格好をつけるところがあ
ります。仕事的には先を考えるような思考する仕事が向いているところが
あります。
ところが家庭的には反対に自分の主張や意見を命令したい親分的な性格が
現れます。強く物事を推し進める割には愛情運的には女性的な気配りを求
めている方なのです。

＜三橋歌織容疑者（３２）の運命式＞

３７　１９　３３
２１　５１　３０
３５　３２　４８

★夫婦の相性がポイント
歌織同容疑者は「生き方が合わず、自分のことを否定された。暴行を受け、
殺意を抱いた」ということですが、「二人は二〇〇三年三月に結婚。子ど
もはおらず、結婚半年後から口論が始まり」とあるように、結婚という問
題が大きな影響をもっていることがわかります。女性は結婚によって姓が
変わります。そのことで、女性の方は性格から運命式までが大きく変化し
ます。それによって、夫婦の関係もだんだん微妙な変かをしてくるものな
のです。

歌織容疑者も三橋になってからの性格は、静かな思索型の一面と家庭的な
面も併せ持っています。しかし、目的型でパートナーを求める傾向が強く、
本人の主体性とプライドも相当なものがあります。そして求める愛情は相
手に心の優しさを求めます。

結婚して姓が変わることによって、こういう複雑な性格の要素を持つよう
になった歌織容疑者は、全く自分の相手にならなくて、自分の愛情も満た
してくれない夫に相当な不満をいだくようになったのではないかと思いま
す。
そして、いつしか「こんな奴いなくなれば・・・」そう想った考えが、自
分の目的になってしまったとしたら・・・！

殺害の動機は今後の捜査を待つことになりますが、結婚による相性の変化
は大きな問題だということを、あらためて考えさせられた事件です。