●50歳男が自炊しながら泥棒行脚
YOMIURI ONLINE(読売新聞): 週間ニュース : 九州発 :
長崎〜青森2400キロ、50歳男が自炊しながら泥棒行脚
福岡県警博多署にピッキング防止法違反(侵入工具携帯)で現行犯逮捕さ
れた男が、自転車や鉄道を使って全国各地を巡り、13県で69件の窃盗を
行ったと供述していることが3日、わかった。男は、最初に盗んだ釣りざお
で魚を釣って自炊し、地図を見ながら約50日間、長崎県から青森県までの
2400キロで「泥棒行脚」を続けていた。
同署によると、北海道出身の住所不定、無職高橋朝次郎被告(50)(ピ
ッキング防止法違反で起訴)。昨年9月、別の罪で服役していた鹿児島刑務
所を出所。半年間は鹿児島市内で土木作業員をしていたが、仕事になじめず
に寝袋や鍋、テントなど生活用具一式と所持金約50万円を持って出発した。
列車で長崎県に着いたところで所持金が底をつき、4月中旬、同県小値賀
町の町営施設で釣りざおなど計7点(4400円相当)を盗んだ。その後、
瀬戸内地方に移動。魚を釣って自炊しながら、空き巣やさい銭盗を繰り返し
た。和歌山県からは盗んだ自転車に乗り換え、関東、東北地方でも盗みを続
けたという。
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今日のニュースは、インターネット上で掲載されるニュースの中から、その
日の出来事を簡単に占い的に分析をするものです。ですから、事件の内容や
様々ないきさつに言及するものではなく、純粋に運命式からそういうような
事件や出来事に関わるような可能性について簡単に説明するものです。即興
的な文章ですから、その辺を加味してお読みくださればありがたく思います。
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◆運命式のアンバランスが狂いの始まり・・・・
自炊をしながら泥棒行脚というのには驚いたのだけれど、この50才男には
ちょっと同情してしまう。何故かというと、人間的にはあまり付き合いたく
ない性格ではあるが、自分の持つ性格の強さに対して運勢的な弱さのバラン
スが極端だからである。
新聞紙上には
「北海道出身の住所不定、無職高橋朝次郎被告(50)(ピッキング防止法
違反で起訴)。昨年9月、別の罪で服役していた鹿児島刑務所を出所。半年
間は鹿児島市内で土木作業員をしていたが、仕事になじめずに寝袋や鍋、テ
ントなど生活用具一式と所持金約50万円を持って出発した。」とある。
これだけの主体性があれば、何かができるのではないかと思うのだが、そこ
は世の中自分の主体性だけではうまくいかないのが現実であろう。
だから、こういう社会から逃避的な行動をとる背景にはそれだけの理由があ
るということなのだ。
そこでこの男高橋朝次郎被告(50)の運命式をみてみることにしよう!
<高橋朝次郎被告(50)の占い運命式>
41 26 44
25 53 34
37 27 43
★自分の世界が強すぎて、社会とマッチングしない難しさ
この運命式をみてみると、特徴的なのは、自分の世界を強くする要素はい
っぱいあるのに、社会やみんなと協調する要素がほとんどないということが
問題なのである。
特に社会的な性格はひどい。よくこんな数字の組み合わせができたものだと
思えるような世界を持っている。
何かというと、自分を主張する世界はあるが人の意見を聞く耳は持たないと
いうことなのだ。そういう特徴は特に家庭内性格に多く表れている。自己主
張、命令的、親分的、頑固、自分の価値を曲げないという世界が全部そろっ
ているからどうにもならない。
正直なところ、これは難しいなと思うのだ。これでは、たぶん同じような生
き方しかできないと考えていい。社会は複雑なのだ。その複雑さに適応する
運命式のバランスを持っていないことが、高橋朝次郎被告(50)の人生に
大きな影を残しているといっていいだろう
●・・・ひとこと・・・
人間には強さもあれば弱さもある。そういう強さや弱さをどういうように
バランスをとるかということが、その人の生き方を決めている。だから、強
いということだけが人の魅力にはならないし、弱いということが人の弱点に
なるということでもない。そういう自分のコントロールがどんなふうにでき
るかということに人の魅力というのは決まるのである。といって、こんな極
端な高橋朝次郎被告(50)の場合でも道はあった。彼の場合は自分の価値
観・考え方を磨いていればもっとよき生き方ができたのだと思う。人はどん
な人でも自分を磨くポイントをちゃんと持っているのだ。
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