●リンチ殺人、元大阪府立大生に無期懲役…大阪地裁
大阪府東大阪市の大学生ら2人が昨年6月、集団暴行を受け、生き埋めにされたリンチ殺人事件で、殺人罪などに問われた元同府立大生・広畑智規(22)、元大阪商業大生・白銀資大(もとひろ)(23)両被告の判決公判が2日、大阪地裁であった。和田真裁判長は「なぶり殺しとも言える無慈悲極まりない犯行で、これ以上残忍な殺し方はない。広畑被告は犯行を指示するなど役割は極めて大きい」と主犯格の広畑被告に求刑通り無期懲役、白銀被告に懲役20年(求刑・懲役25年)を言い渡した。
判決によると、両被告は小林竜司被告(22)(1審・死刑、控訴中)らと共謀。昨年6月19日、友人の元東大阪大生・佐藤勇樹被告(23)(同・懲役9年、同)らと女性関係でトラブルになった東大阪大生・藤本翔士さんと無職岩上哲也さん(いずれも当時21歳)らを岡山市内に呼び出して集団暴行し、同日に藤本さん、翌20日に岩上さんを同市内の資材置き場で生き埋めにし、殺害するなどした。
これまでの公判で、広畑被告は、岩上さん殺害について「小林被告とは話をしていない」と共謀を否定。白銀被告は「見張り役で、小林被告らが殺すとは思わなかった」などとし、2人に対する殺人罪について無罪を主張していた。
(2007年10月2日 読売新聞)
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今日のニュースは、インターネット上で掲載されるニュースの中から、その
日の出来事を簡単に占い的に分析をするものです。ですから、事件の内容や
様々ないきさつに言及するものではなく、純粋に運命式からそういうような
事件や出来事に関わるような可能性について簡単に説明するものです。即興
的な文章ですから、その辺を加味してお読みくださればありがたく思います。
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◆世にも恐ろしいリンチ殺人事件には、役割分担ができていた。
大学生同士の女の取り合いから、世にも残酷な事件がおこってしまった。
人を生きながらにしてうめ殺したのである。
そんなことが平気でおこるというのも、「死」という問題を真正面から見据えることができなくなってしまったからかも知れない。
昔は、死が隣り合わせにいた。おじいちゃんやおばあちゃんが自宅でなくなっていく。そして、葬儀の準備など近所の人たちが皆で集まり準備をしたものである。そういう田舎の伝統みたいなものがなくなってしまった。
皆病院でなくなるのである。死を見るということが少なくなってしまった。
そして、もう一つはゲームでの人の死である。ゲームの世界では血は流れないし、リセットすれば再び生き返る。しかし、死は永遠なのだ。
そのことの現実感が消えてしまっている。
そんなことを考えさせられる事件であった。
この事件を見ると、それぞれに自然と役割が見えてくるから不思議なのだ。
関係者達の運命式を見てみよう!
被害者の方の運命式はここではふれないことにするが、いずれも被害者の方は結構自我の強い方ばかりであった。
その上で、加害者になった者の運命式を見ることにする。
<広畑智規被告(22)の占い運命式>
25 14 26
16 37 21
28 23 32
彼は思索型で、戦略を立てられるようなしっかりとした運命式をしている。広畑被告が指令塔的な役割を果たしていたことになる。
<白銀資大被告(23)の占い運命式>
22 19 32
8 35 27
21 16 30
彼は情熱型で、自分に都合よく調子がいいところがある。だから、うまく指令塔の指示に従ったのではないかと思う。
<小林竜司被告(22)の占い運命式>
16 11 21
8 26 18
18 15 23
彼は本来は思索型ですが、社会面では情熱的なところを持っています。実行犯としてまじめさや愛情運の激しさが表面に出てしまった気がします。
<佐藤勇樹被告(22)の占い運命式>
41 25 34
23 50 27
32 25 43
この男、環境にふらふらと影響を受ける男で、こんな男のつまらない女問題で将来性ある学生達が事件を引きおこしてしまったのは、情けない気がする。
★人情が感じられない
しかし、不思議なことにこの加害者達の運命式を見ていくと、共通することがいえるのだ。それは人の情というか、人情をキャッチする事に欠けている人ばかりなのである。
そういう人たちの集まりが、結局こんな恐ろしい事件を引きおこしてしまったということである。
これはもうこういう人間のつながりそのものに何かの因縁を感じざるを得ないということになる。
●・・・ひとこと・・・
人情というものはいつの世でも様々な事件の引き金になったりすることが多い。しかし、人情がなければこの世に希望が生まれてこないし、生きることの面白さもないことになる。そういう心がなくなれば、解決する問題も解決しなくなる。
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