●農水省の元職員逮捕、接待の席で予定価格漏らす
逮捕された森光潔容疑者(7月、新潟市中央区で)
◆輸入米入札汚職、大阪府警など収賄容疑で
輸入米の入札情報漏えいを巡る汚職疑惑で、大阪、千葉両府県警の合同捜査本部は7日、農林水産省新潟農政事務所の元食糧部長・森光潔容疑者(50)(兵庫県川西市、懲戒免職)を収賄容疑で、穀物商社「アンドレイ・ファーイースト」(東京)の取締役穀物部長・大本尚之容疑者(58)(東京都世田谷区)ら3人を贈賄容疑で逮捕、同省などを捜索した。森光容疑者は、年4、5回実施される輸入米の入札前、同社側から1回3000〜1万5000円の飲食接待を受け、その席で予定価格を伝えていたとされ、捜査本部は癒着の全容解明を進める。
他の逮捕者は、アンドレイ社社員の陶山浩司(29)(同)、山村久恭(62)(神奈川県秦野市)両容疑者。
調べでは、森光容疑者は、同省食糧貿易課長補佐として入札業務の責任者を務めていた2005年8月、輸入米の売買同時入札に際して、非公開の米国産米の売買予定価格を大本容疑者らに教えた見返りに、同9月に同社が実施した米・カリフォルニアの米産地への視察旅行(3泊5日)に同行し、旅費計約36万円を同社側に支払わせた疑い。
調べに対し、森光、大本両容疑者らは容疑をおおむね認めているという。
森光容疑者がアンドレイ社と、米の偽装表示事件で摘発された「日本ライス」(大阪府東大阪市)から受けた利益供与は、農水省の調査による判明分だけで総額100万円分を超える。
森光容疑者は1977年4月入省のノンキャリア組。2000年4月から2年間、旧食糧庁大阪食糧事務所に勤務していた時期、「週末の夕方になると会社に姿を見せた」と日本ライス元社員は証言する。北新地のすし店や高級クラブを飲み歩き、携帯情報端末(5万円相当)や韓国のり、ベルト、ネクタイ、ジュースなどの贈答品を頻繁に受け取った。大阪通いは東京への異動後も続き、計約40万円の小遣いまでもらっていた。
04年4月に食糧貿易課勤務になると、新たにアンドレイ社も加わり、東京都内での飲食接待が始まった。
◆業者と個別接触を黙認、食糧貿易課の脇の甘さも
今回の事件の背景には、業者対応を巡る同課の〈脇の甘さ〉を指摘する声もある。
国土交通省や地方自治体などの入札担当部署の多くは近年、不正防止のため、業者の入室を禁じたり、複数の職員による対応を義務づけたりしている。ところが、同課では業者との個別接触を黙認。森光容疑者が職場や庁舎近くの喫茶店などで、業者と一対一で話し込んでいる姿を、同僚らが何度も目撃しながら、とがめることはなかった。
このため、森光容疑者が懲戒免職処分になった直後の今年7月、同課は、複数の職員で業者と面会することを初めて義務付けた。
(2007年10月8日 読売新聞)
------------------------------------------
今日のニュースは、インターネット上で掲載されるニュースの中から、その
日の出来事を簡単に占い的に分析をするものです。ですから、事件の内容や
様々ないきさつに言及するものではなく、純粋に運命式からそういうような
事件や出来事に関わるような可能性について簡単に説明するものです。即興
的な文章ですから、その辺を加味してお読みくださればありがたく思います。
-------------------------------------------
◆役人は接待に弱い?というよりは、農林水産省新潟農政事務所の元食糧部長・森光潔容疑者(50)が接待に弱かったということ。
「輸入米の入札情報漏えいを巡る汚職疑惑で、大阪、千葉両府県警の合同捜査本部は7日、農林水産省新潟農政事務所の元食糧部長・森光潔容疑者(50)(兵庫県川西市、懲戒免職)を収賄容疑で、穀物商社「アンドレイ・ファーイースト」(東京)の取締役穀物部長・大本尚之容疑者(58)(東京都世田谷区)ら3人を贈賄容疑で逮捕、同省などを捜索した。森光容疑者は、年4、5回実施される輸入米の入札前、同社側から1回3000〜1万5000円の飲食接待を受け、その席で予定価格を伝えていたとされ、捜査本部は癒着の全容解明を進める。」
いつの時代でも接待攻勢というのは行われていた。江戸時代の田沼意次時代もその弊害が指摘され、それによって彼は失脚してしまうが、現代でも接待は最も有効な営業手段であることには間違いない。
そんな接待攻勢によわい人は、実は役人には向いていないかも知れない。わずかな接待で人生を棒に振ることもないのにと端からはは思うのであるが、当人達はそれにはまってしまっているから見えないのだ。
そんな農林水産省新潟農政事務所の元食糧部長・森光潔容疑者(50)の運命式をみてみよう!
<新潟農政事務所の元食糧部長・森光潔容疑者(50)の占い運命式>
28 13 19
16 34 18
22 21 33
この運命式で問題になるのは、仕事運があまり良くないことだ。それに、自分でない世界にいつの間にか影響を受けて、それが自分であるかのような錯覚を起こしていることなのだ。
もう一つは人のつきあいを大切にして、人の和をつくっていくという特徴がある。だから、感性に優れていて、人とのつながりを切らないということになれば、業者の接待攻勢の罠にはすぐに落ちてしまうことになる。
もう少しどこかで自分を占める要素があれば、変わったかも知れないのだが、残念ながらそういう要素は、運命式にはない。
●・・・ひとこと・・・
接待がいけないといっているのではない。敵の接待攻勢にも落ちない自信があればいいだけである。でも接待は結局人間関係のバランスを崩すことになりかねないのも本当のところだ。いいつきあいとは、利害を絡ませないことが必要だ。
|