●女性が米寿の誕生日に10億円寄付、ふるさとに「恩返し」
笑みを浮かべながら、ピラミッド状に積み上げられた10億円を差し出す横溝千鶴子さん=16日午前、神奈川県南足柄市役所
神奈川県大磯町の女性(88)が米寿の誕生日を迎えた16日、「教育などに役立ててほしい」と生まれ育った同県南足柄市に10億円を寄付した。市役所では現金10億円をピラミッド状に積み上げ贈呈式を開催。10億円は「信じられないでしょうが、節約した」という。金太郎のふるさととして知られる同市は、児童の表彰制度や奨学金などで役立てるという。
◇教育のためにとドドーンと10億円を寄付したのは大磯町の横溝千鶴子さん。旧南足柄村の出身で、教育者の両親のもとで育ち、戦後、小田原市の高校教諭などを務めた。27歳まで住んでいたこのふるさとへ、鶴の恩返しならぬ、千鶴子さんの恩返しだ。
贈呈式は市役所3階の特別会議室で開かれた。10億円は1000万円の束が100個で、重さ約100キロ。警察官や警備員ら約20人が見守る中、ジュラルミンケース5つで運び込まれ、ピラミッド状に積み上げられた。横溝さんは「現金10億円は私も初めて見ました」とおどけながらも、現金での寄付に「お金の大切さを分かってもらいたかったから」と説明した。
10億円は「信じられないでしょうが、節約してきた」。約1年前に市長に連絡し、寄付金の使い道などを話し合ってきたという。「四十数年前、米寿のこの日に10億円を贈ろうと目標を立て、随分節約してきた。ふるさとに恩返しできたのは人生最大の幸せ。子供たちの教育のため、命ある限り努力を続けたい」と穏やかな笑みを浮かべた。
横溝さんは教職を退いた後、夫と調理場設備関係の会社を興し成功。一時期社長も務めた。平成7年に夫に先立たれ、子供もいないことから、11年に東京・赤坂の土地を売るなどして大磯町に5億円を寄付、障害者福祉施設の設立にかかわってきた。現在は無職といい、贈呈式後には「今後はもう(お金を)ためるつもりはありません」と話し笑いを誘った。
10億円は、市の本年度一般会計予算の6.7%、教育費の約53%に相当する。市は近隣2市10町とともに横溝さんの名前を冠した基金を設立し、スポーツや文化活動で活躍した児童・生徒の表彰や奨学金、子育て支援、教育関係の研究の助成などを行う考え。市の教育委員会の担当者は「横溝さんの思いを受け継いでいかないといけない。気がやさしくて力持ちの金太郎のような子供を育てていきたい」と話していた。
■10億円アラカルト
◆年俸 松坂大輔投手(27)が昨年12月、レッドソックスと6年総額5200万ドル(当時約61億円)で契約。単年で平均換算すれば約10億円
◆競走馬 有馬記念などを制したナリタブライアンが21戦12勝で総収得賞金額10億2691万6000円
◆映画 映画「踊る大捜査線 THE MOVIE」の製作費が10億円。配収は53億円だった
◆赤字予想 不二家が今月、平成20年3月期連結決算の純損益予想を従来の6億円の黒字から10億円の赤字に下方修正すると発表
◆コカイン 今年8月、ペルーから成田空港に空輸された機械部品にコカイン約17キロが隠されているのが見つかり、部品を受け取りに来た日系人の男が逮捕された。末端価格で約10億円
■自治体への高額寄付
◆平成10年3月 長野五輪の記念硬貨製造にも携わった埼玉県戸田市の金型製造会社の社長(90)が「会社設立40周年と自分の卒寿の祝いに恩返しを」と戸田市に3億円を寄付
◆14年11月 京都市の女性(故人)が、祇園祭など京都三大祭の運営を支える「京都市文化観光資源保護基金」に約17億円を寄付。遺言を残していたという
◆16年7月 福井県の豪雨被害への見舞いとして、ドリームジャンボの宝くじ2億円の当たり券1枚が県庁に匿名で郵送されてきた。県は寄付した人の意向を受け、消印の地域なども公表しなかった
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2007年11月17日 更新
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今日のニュースは、インターネット上で掲載されるニュースの中から、その
日の出来事を簡単に占い的に分析をするものです。ですから、事件の内容や
様々ないきさつに言及するものではなく、純粋に運命式からそういうような
事件や出来事に関わるような可能性について簡単に説明するものです。即興
的な文章ですから、その辺を加味してお読みくださればありがたく思います。
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◆運命式にかなった生き方
「神奈川県大磯町の女性(88)が米寿の誕生日を迎えた16日、「教育などに役立ててほしい」と生まれ育った同県南足柄市に10億円を寄付した。市役所では現金10億円をピラミッド状に積み上げ贈呈式を開催。10億円は「信じられないでしょうが、節約した」という。金太郎のふるさととして知られる同市は、児童の表彰制度や奨学金などで役立てるという。」
世の中には粋なことをする人もいるものだ。気っぷの良さと粋がいいのは江戸っ子だけではない。神奈川県は江戸ではないが、同じ関東だ。
だからというわけではないが、10億円をポンと寄付するというのは、普通じゃない。
このとんでもないプレゼントの送り主は、神奈川県大磯町の横溝千鶴子さん。
当然庶民の思うのはそんなお金どこから?
ということなのだと思うが、当の横溝さんは「節約」の2文字で表した。
横溝さんの寄付は今回が初めてではなく、前回も大磯町に5億円を寄付している。
もちろん事業を成功させたということもあるだろうが、とにかくこの横溝千鶴子さんの運命式を見てみたいと思う。
<横溝千鶴子さん(88)の占い運命式>
52 28 52
39 58 37
42 27 40
<横溝千鶴子さん(88)の流運>
20 18 19 19 11 9 19 19
17 17 18 25 17 17 18 25
横溝さんの運命式をみて、この方は自分の運命式をいい方向に運営してきた人だなということがいえる。
先ずは、職業が学校の先生であったということ。それから、事業を興して社長も務めたことがあるということ。
これらは運命式的にみると、仕事運はアイデア創造型ですし、環境や感性に敏感に反応するセンスをちゃんと持っているし、本性は思慮深い世界をしっかりともっますから、物事を考えなしにすすめることはありません。
家庭では結構しっかり者で頑固な一面があります。
でも、社会面では人に対しても素直な人間関係を結ぶことができます。
流運という運勢の流れからみても、頭を使う仕事には向いておりました。
だから、横溝さんは上手に自分と向き合ってきたように思います。
◆金銭哲学
「余分なものを買わずに人のために使う」
こういう金銭哲学は、もし持っていても実行にうつすことがなかなか難しいものです。
しかし、横溝さんはトイレの水もお風呂の残し湯で流したというくらいですから徹底しています。
さて横溝さんの経済運は、「細かくお金を集めて、価値ある使い方をする」そのことによって、お金の流通がよくなるようになっているのです。
それを可能にする思慮深さと頑固さがあります。しかし、何といっても横溝さんの場合は、そういう努力もありますが、環境的に恵まれたということが大きいでしょう!それを可能にしたのも、やはり思慮深くお金について考えてきたからでしょう!
横溝さんのお金に対するキーワードは、「環境やアイデアを利用する思慮深さ」といえると思います。そして価値ある使い方だけを目指したということでしょう!
●・・・ひとこと・・・
私たちもすこし、爪に火をともすではなくて、爪の垢を煎じて飲んだ方がいいかもしれません。
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