●心中図り3子絞殺の父親を殺人罪起訴、
精神鑑定で責任能力
京都市伏見区で高校生と中学生の兄妹3人が絞殺された事件で、京都地検は21日、無理心中するため3人を殺したとして、父親の尾子(おおじ)光明容疑者(42)を殺人罪で起訴した。
同地検は4か月間にわたって尾子容疑者の精神鑑定を実施し、犯行当時の刑事責任能力に問題はないと判断した。尾子容疑者は起訴事実を認め、「なぜこんなことをしたのかわからない」と供述しているという。
起訴状によると、尾子容疑者は7月2日未明、自宅で高校2年の長男翔太さん(当時16歳)、中学3年の二男健太さん(同14歳)、中学2年の長女美歩さん(同13歳)に「ビタミン剤」とうそをついて睡眠薬を飲ませ、同日早朝、寝ていた3人の首をロープなどで絞め、窒息死させた。
(2007年11月21日21時44分 読売新聞)
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今日のニュースは、インターネット上で掲載されるニュースの中から、その
日の出来事を簡単に占い的に分析をするものです。ですから、事件の内容や
様々ないきさつに言及するものではなく、純粋に運命式からそういうような
事件や出来事に関わるような可能性について簡単に説明するものです。即興
的な文章ですから、その辺を加味してお読みくださればありがたく思います。
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◆運勢の流れを自分で開拓できなかった悲劇
「京都市伏見区で高校生と中学生の兄妹3人が絞殺された事件で、京都地検は21日、無理心中するため3人を殺したとして、父親の尾子(おおじ)光明容疑者(42)を殺人罪で起訴した。」
全く無理心中というものほど嫌なものはないと思う。自分が自分の命を絶つということでさえ、自分自身に対する裏切りと考えるのに、相手を巻き添えにするというのは、それが恨みではなく自己愛から来る場合は尚更切ないのだ。
それにしても、ビタミン剤と偽って睡眠薬を飲ませ、子供達を絞め殺すなどは、普通の神経ではできないと思う。
いったい何があったのか?
この記事だけではわからないのだが、運命式的には何かポイントがあると考えられる。
尾子(おおじ)光明容疑者(42)の運命式を見てみよう!
<尾子(おおじ)光明容疑者(42)の占い運命式>
18 10 16
15 24 9
21 14 17
<尾子(おおじ)光明容疑者(42)の流運>
19 24 9 16 19 24
20 18 12 17 20 18
尾子(おおじ)光明容疑者(42)の運命式を通して見ると、問題点が浮かび上がる。それは、彼の性格の矛盾だ。
情熱的で一途な性格は、悪くすれば目先が変わりやすいという特徴を持つ。そのわりには人情的で人のつながりを求めようとする。
いつズ郷人情という板挟みや、そこから来る矛盾には自分でもどうしようもないのではないかと思う。
もう一つある、運勢の流れだ。そこには常に環境に支配されてしまう弱さが見られた。自分で環境を変える挑戦をするよりは与えられた環境に埋没してしまったのだ。
この環境に支配されてしまうという運勢と、一途に思い込んでしまう本人の性格は、徐々に自分自身を追い詰めていったのではないだろうか?
そこに、早く気がつけば道はあったはずだ。
もし、自分で環境を少しずつ整備する努力をし続けていれば、畝身の結果は変わっていたのではないかと思う。
運命式を運用する努力を怠ってしまうと、知らない間に自分を見失うことになる。そういう典型的な例といえるのではないかと思う。
●・・・ひとこと・・・
自分の持っている運命式の特徴を知っていれば、最初からそういう努力をすることができたはずです。そうすれば、ちゃんと自分をその方向に持って行くことができたのではないかと思うのです。といっても、この容疑者にそれは無理な相談でした。しかし、孫子が言うように「己を知る」ということの大切さをあらためて知らされました。
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