■妻の交際相手に懲役23年=高校教諭殺害、裁判員裁判―仙台地裁
時事通信 10月20日(木)17時50分配信
仙台市の高校教諭松本秀夫さん=当時(56)=が殺害された事件で、殺人と詐欺未遂の罪に問われた会社役員松山哲士被告(39)の裁判員裁判で、仙台地裁(川本清巌裁判長)は20日、懲役23年(求刑懲役30年)の判決を言い渡した。
■妻・美代被告判決確定へ 検察側が控訴を断念
2011.10.11 21:25
仙台市泉区で昨年4月、常盤木学園高校教諭、松本秀夫さん=当時(56)=を知人の男2人と共謀して殺害したなどとして、殺人などの罪に問われた妻の美代被告(45)に、懲役11年(求刑懲役20年)を言い渡した仙台地裁判決について、仙台地検は控訴期限の11日、「判決結果を尊重したい」として、控訴を断念すると発表した。弁護側も控訴しない意向を示しており、判決が確定する見通し。
同地検の田辺泰弘次席検事は「争点だった殺人の共謀関係の成立が認定されるなど、一定程度、主張は通った。美代被告の供述調書の信用性が否定されるなどの問題はあるが、裁判員裁判の趣旨に照らして、結果を尊重したい」と述べた。
判決によると、美代被告は知人の男らと共謀して昨年4月30日夜、仙台市泉区の自宅駐車場で、松本さんの頭を金属バットで殴って殺害。松本さんの死亡保険金2810万円をだまし取ろうとした。
今日のニュースは、インターネット上で掲載されるニュースの中から、その
日の出来事を簡単に占い的に分析をするものです。ですから、事件の内容や
様々ないきさつに言及するものではなく、純粋に運命式からそういうような事件や出来事に関わるような可能性について簡単に説明するものです。即興的な文章ですから、その辺を加味してお読みくださればありがたく思います。
◆事件の背後に問題の運命式
保険金を狙った殺人事件!今ではそんなこともあるなと思えるほど、世の中が凶悪化しているということなのかも知れない。
この事件は、そんな中でも主役は妻である。妻が男を巻き込んで、殺人をさせて、保険金をだまし取ろうとしたということになるのであるから、世のご主人はいつ寝首をかかれるか分かったものでありません。
この3人の構図を描いてみると、少しは事件に絡む人の心理を理解できるかも知れません。
ちょっと、この3人の運命式をみてみたいと思います。
<松本美代(45)の運命式>
18 13 22
13 27 14
22 14 19
<松本秀夫さんの運命式>
17 13 20
12 24 12
19 11 16
<松山哲士(39)の運命式>
14 11 21
11 24 13
21 13 16
●夫婦関係の問題は妻の方にあったのではないか?
運命式的に解析してみれば、夫婦問題が背景にあることは間違いないと思います。「夫婦喧嘩は犬も食わぬ」とはよく言いますが、こと夫婦の問題は、夫婦でなければ分からないこともたくさんあるのですが、この夫婦の間に交流できる要素はたくさん持っているのに、どこかで歯車が狂ったと思います。
その可能性は、一つは、松本秀夫さんはストレスがたまってくると自分の方ばかりに意識がいって、自分のことばかり気にし、人の評価ばかりが気になるということになりやすい傾向を持っています。だから、神経質になりやすいということです。
妻の松本美代は、直感的で霊的な影響を受けやすい運命式を持っています。ですから、現象としては心がとても不安定で上がり下がりが激しくでる可能性があります。しかも自分が思い込んでしまうと、自分の世界から抜けられなくなる特徴があります。それでいながら、人間的な交流を求めているという複雑な世界を持っています。
夫婦がお互いに向き合っている時には交流ができたのでしょうが、それぞれ心が自分に向いてしまった時から問題が大きくなってしまった可能性があります。
この松本美代の心の激しい不安定さは、自分が意識しているとにかかわらず、霊的に変化するものです。それでいて、自分は変わっていないと頑固に自分を守る世界もあります。こういう人はとんでもないことを考える可能性を持っているということなのです。
●松本美代の運命式が松山哲士を呼び込んだ
松本美代の上がり下がりが激しく、人との交流を求める運命式は、情熱的でい一途、周りが見えなくなる思いこみで、人間的な交流を求める松山哲士という運命式を呼び込んでしまったのです。
外側では、しっかりとしていて優しさを装いながら、内面では激しい世界を持ち、人間的な交流を求める松本美代の運命式は、人当たりが良く人情的で一途、人との交わりが大好きな松山哲士の運命式を招いてしまったのです。
●仕掛け人は松本美代
心の変化が激しい妖しい魅力を持った松本美代に松山哲士の情熱的で一途な人情家は結局振り回されることになります。
作戦的でもなく、頭を使うというわけでもなく、直情型の松山哲士は松本美代のささやきにのってしまい実行犯になったということだと思います。
そういうところからすると、実行犯の松山哲士も松本美代の被害者ということにもなります。
もちろん、その背景にある夫婦問題では、松本秀夫さんが悪者にされたのではないかと思います。どんな犯行にもそれを実行するには正当な理由を見いださなければ、人は凶行に及ぶことはできないと思います。
●法律は非常
犯罪の原因者に極刑をと思うのですが、この場合は、殺人という重大犯罪の原因を直接的につくった松本美代が11年の懲役刑、実行犯である松山哲士が23年の刑である。
事件の原因者が一番の罪があると思うのに、実行者が重い罪をかぶるというのは、いつも黒幕が得をしているみたいで、気分が悪い感じになります。
●原因をつくらない
事件の芽はつくらないということが一番重要です。人のガン細胞も1日数千個から5千個位できるそうです。それを、着実に処理しているからこそ人はガンにならないで生きているということになります。原因の細胞をいち早く処理するシステムを人は持っているということです。
事件もそうです。原因の芽をいち早く処理するシステムが人にはあるのです。それは自分の本心に耳を傾ける生活をするということです。神様に祈ることもその一つかも知れません。
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