■大殊勲二盗!鳥谷、同点ホームイン/WBC
特集: 3連覇へ!侍ジャパン . sanspo.com
まさに間一髪−。鳥谷の二盗の瞬間、日本中が息をのんだ
WBC2次ラウンド1組(8日、台湾3−4日本=延長十回、東京ドーム)トリが吠えた!! 3連覇に挑む日本は台湾を延長十回の末、4−3で劇的勝利をおさめた。鳥谷敬内野手(31)=阪神=が1点ビハインドの九回二死から決死の二盗を決め、井端弘和内野手(37)=中日=の同点打を呼んだ。オランダはキューバに6−2で快勝。10日に2次R突破をかけ、日本とオランダが激突する。
普段はクールな男が、咆哮しながら、劇的な同点ホームを駆け抜けた。こぶしを握ると再び、言葉にならない叫びを発した。しびれた、燃えた。九回二死。絶体絶命の侍を、鳥谷が足で救った。
「負けていたんで、本当に苦しい場面でした。一塁に行ったら、(ベースコーチの)緒方コーチから『投手のクイックが遅い』と教えてもらったんで。(二盗は)アウトになることを考えず、とにかくセーフになることだけ、考えました」
1点を追う九回一死。祈りにも似た東京ドームの雰囲気の中で、まずは打席に立った。昨年94個など2年連続でセ最多四球を選んだ目で、冷静にボールを見極めた。WBCではまだ無安打ながら、これで4四球目。持ち味発揮で出塁すると、二死後、ベンチの、そして日本中の期待を一身に背負って、運命のスタートを切った。
「(相手投手は)抑えなので、ミーティングのときから映像を見ていました。いつも(走る)準備をしておけと言われていたんで。何とかセーフになったので、後は井端さんに託しました」
アウトになれば、即ゲームセット…。タイミングは間一髪だったが、滑り込んだ足が一瞬だけ、はやかった。二死二塁。井端の執念の中前打で、一気にホームベースを駆け抜けた。
「普段以上のことはできないので場面、場面でしっかりと自分の役割をやっていきます」と話し続ける。この日は「9番・三塁」でスタメン出場すると、三、五回に犠打を決めた。慣れない三塁守備も懸命にこなした。八回二死二、三塁。強化・壮行試合など実戦で初めて飛んできた打球は、ハーフライナーの難しい当たり。必死に腰を落として捕球すると、全力で一塁へ送球した。自らの守備から、リズムをつくり打席に生かした。
「あれは止めれば何とかなる打球でしたから。あとは焦らずに」
静かに振り返ると「勝つためにやっているんで、勝ったことがよかったです」と、言葉に力を込めた。まさに仕事人。主役にはならずとも、鳥谷の存在感は、日本代表に欠かせない。
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今日のニュースは、インターネット上で掲載されるニュースの中から、そのニュースを占い的に分析をするものです。ですから、事件や出来事の内容や様々ないきさつに言及するものではなく、純粋に運命式からそういうような事件や出来事に関わるような可能性について簡単に説明するものです。即興的な文章ですから、その辺を加味してお読みくださればありがたく思います。
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■WBC侍ジャパンが熱い!
台湾戦で敗れればそれまで!
苦戦が続いていた日本ですが、「鳥谷敬内野手(31)=阪神=が1点ビハインドの九回二死から決死の二盗を決め、井端弘和内野手(37)=中日=の同点打を呼んだ。」
台湾3−4日本=延長十回、東京ドームで日本が勝利した。
九回二死の絶体絶命のピンチから見事に勝利を勝ち取った鳥谷ー井端の連係プレイは奇跡としかいいようがない。
それほど、日本中が感動した。
この鳥谷と井端の連係プレイを運命式的に見てみようと思う。
★鳥谷・井端選手には、運命式的に共通の要素があった。
<鳥谷敬選手の運命式>
19 18 30
12 31 19
24 13 20
<井端弘和選手の運命式>
26 18 23
12 31 19
17 13 27
WBCを見ていて何故熱くなれるのか?
ファンの皆様には怒られそうだが、ちょっと高校野球のような気分にさせられるのである。永井ペナントレースを戦うというよりは、限られた時間とルールの中で、日本を背負ってみんなが勝利に貢献する為に、無私で働いている。そんな姿に感動するのである。
そこにドラマがある。そのドラマに色を添えるのが、選手の個性である。
鳥谷選手と井端選手もそうである。この二人の個性が合わされなければ、この大会はここで終わっていたということになる。
二人に共通することは、本性が目的指向型で同じ数字であるということ。だから、どんなことをしても自分たちの目的を実現するために殉ずるという精神があるのだ。それと仕事運が同じ数字を持っているということである。やるからには、自分が一番であることを示したい。二人には同じその矜持を持っていた。そこが凄いのである。
まさに天の配材としかいいようのない二人がいたということである。
そして、その二人が自分の天命を自覚していたということではないかと思う。だから、天が味方をしたということなのだろう。
●・・・ひとこと・・・
チームの心が通じているというのは、こんなエピソードがあったということである。井端選手に阿部選手のアドバイスも凄かった。頑張れよ、打てよではなく、「美味しい場面が来たぞ」であった。これで、肩の緊張が一挙にとれたのではないかと思う。
野球は「みんなでやるもの」「あきらめない」。そこに、日本という国の強さの秘密があるように思う。
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