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●天使の占い・陽陰姓名術による戦国武将の鑑定実例 |
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乱世に強いドラゴンの魔力…ドラゴンの運命式が運命を左右する |
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(6-2-1) 武田信玄 |
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<武田信玄は何故倒れたのか?> 運命式の動物名は、実際は数字で表されます。 |
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■武田信玄とは?
超有名なので、今更説明してもと思いますが、念のために簡単に!
名門武田家は、源氏の正統な流れをくみます。武田信玄とは、入道して信玄と号するようになったのですが、まだ信玄が晴信と呼ばれていた頃、武田家は父の信虎が治めていました。この信虎さん、あまりの戦好きで、家臣たちはほとほと嫌気がさしていたのでした。何故かって言うと、信虎の行う戦は、いくら戦っても領土の拡大にはならないし、出費は多いしと、まあ家臣の側からいえば無理からぬことではありますが?
そこで、何かと父親と仲の悪かった晴信を家臣たちは担ぎ出して、信虎を隣国の北条氏へ人質に出してしまったのであります。もちろん、それなりの生活費は武田方で面倒見るからという話はついていたんですが!(追い出さなければ、晴信が廃嫡されて殺されるかもしれなかった状況)
父親を追い出してからの晴信は元気いっぱい。武田家臣団を見事に治め天下に向かって進み始めたのでした。そして、皆様も知っている通り、京を目指しつつその途中で病?に倒れ、武田家を相続した勝頼が結局の所、名門武田家を滅ぼしていくことになるのです。
(ここに至るにはそれはそれは複雑な家系の重なる事情があったのです。こういう話はまた機会があるならばしたいと思います)
そこで、当の武田晴信はどんな運命式であったのでしょうか?
<武田晴信の運命式>
社会的性格 キツネ チンパン トラ
人気運 ドラゴン
仕事運 ウシ
家庭内性格 キツネ ライオン チンパン
心霊運 キツネ
愛情運 タヌキ
●先ずこの運命式を見て気が付くことは、(動物の図式では出てこない)人生を無意味にする暗示があることです。こういう暗示を持つ人は、人生を左右する重大な事件に遭遇することになります。事実、晴信は武田家の内紛と、自らの去就問題を合わせて実の父親を北条氏に追出しています。(殺さなかったのは晴信らしさです)
武田の家臣団は、その伝統からとても難しいのです。皆独立心の強い小領主、豪族の集まりですから、こういう武士集団をまとめるのは一筋縄ではできないのです。また"人は石垣、人は城"というように頑固な人のつながりがあって複雑なのです。
こういう中では、晴信の人気運ドラゴンは力を発揮します。人の海の中を卓越した能力で泳ぎきっていきます。
晴信自信は、本性的には人の和を大切にする信念型の人ですが、その社会的性格は細かく神経質で、それでいて親分型に出てきます。
しかしながら、それらが人間関係の面では実に巧妙に、人を取り入っていきますし、仕事の面では、仕事運にあるようにちゃんとした実績を作っていきます。
家庭内性格は、思いこみ型で細かく、神経を使っていつも緊張状態に置かれています。
それにひきかえ、愛情運は誠実で思いやりのある優しい人を好きになります。こういう晴信では、正妻の三条の方の態度には我慢がならなかったのではないでしょうか?この辺の愛情問題は、晴信自信の運命を狂わしていきます。
晴信は諏訪一族を滅ぼして(領主を毒殺)その娘を側女にしてしまいます。普通に考えても、自分の父母を殺した男の女になるなんて考えられますか?(たとえ戦国の世でもです)
こういうことが正妻三条の方と長男太郎の離反、謀反へとつながっていくのです。そして、勝頼(諏訪一族の末裔)が信玄の後を継ぎ、武田家を滅ぼすのです。
こうして武田家は、信玄によってその運命が大きく変転していくことになります。
<武田晴信から武田信玄へ運命の転換>
武田晴信は、入道(たてまえ上の出家)して信玄を号するようになりました。そして、名前を信玄と号することによって、その運命は大きく変転するようになったのです。それでは、信玄となった運命式を見てみましょう。
<武田信玄の運命式>
社会的性格 ドラゴン ウシ ドラゴン
人気運 タヌキ
仕事運 ドラゴン
家庭内性格 ドラゴン チンパン ウシ
心霊運 ドラゴン
愛情運 キツネ
●何がどう変わっちゃたのかというと、その本性は、和を求める信念型から信念を中心とした頑固な気配り型に変わります。また、社会的性格は、頑固で細かい親部分型の要素に心霊的に非情に不安定な要素(何を考えているかわからない、非情に直感的な要素)が加わります。
人気運は人の内面を見つめた付き合いをするようになります。仕事運は十字架を背負うようになります。
家庭内性格は、これも心霊的に不安定な要素をもちながら(何を考えているかわからない、非情に直感的な要素)人情的な人のよい面と、自分の信念に忠実な頑固な面を併せ持ちます。愛情運は、知的な細かい気配り型に愛を感じます。
しかしながら、信玄という人間について回るのは、この性格的な要素よりも、心霊運と仕事運のドラゴンです。このドラゴンは、信玄という人間をベールに包み、なおかつ、その戦略と戦術において超人的な卓越した能力を示し、同時に先祖の霊界影響を直接的に受けるようになるということです。
こうして、信玄を号するようになって、大きく霊界の影響を受けるようになり
ます。そして、自分の諸行による善悪の報いを霊界から受けるようになったのです。
先ず、自分の息子太郎が反逆し、これを切腹させてしまいます。ここには、様々な恨みや猜疑心の霊界が働いているのです。そして何よりも、領土拡大の野心により、諏訪一族を毒殺によって滅ぼし、その娘を側女にしてしまうなど、天倫に違反する行為を平気で働きました。
こういうことが様々原因となって、悪なる見えない力が信玄を蝕んでいったのです。そして、憧れの京への進軍という絶頂の時を迎えつつ、志半ばで倒れてしまったのです。どんなに素晴らしく見えても、どんなに強く見えても、その行為が天倫に違反するようになると、運命はその人の絶頂期に最も惨めな終わりを告げるのです。 |
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