こんばんは。
もう松の内も終わりとなりました。すでに左義長も終えて本格的な2010年になっていると思います。でも、季節的な一年は節分までと考える方が日本人の感覚にはあっているようです。陽暦と陰暦というのは、どうして二重になったのでしょうか?
太陽暦は現在グレゴリオ暦を採用しているところが多いのです。これは地球が太陽の周りを回る周期を元にしてつくられています。1582年にローマ教皇グレゴリウス13世がユリウス暦を改良して制定した暦であるということです。
日本では長いこと旧暦(太陰太陽暦)を使ってきました。それが、明治5年(1872年)にグレゴリオ暦が採用され、明治5年12月2日の翌日を明治6年1月1日(グレゴリオ暦の1873年1月1日)としたのです。
ここには実に不純な動機が日本政府にあったのです。それは、明治になって官吏への俸給を給料制にしたのはいいのですが、政府に金がないのです。そこで、歴を改変することで、官吏にたいする給料の支給を少なくしたのです。
いつの時代でも政府のやることは、歴史的な価値など考えもしないのですからね!太陰太陽暦は月を中心とした太陰暦に太陽の運行法則を加えたものです。要するに、月と太陽と地球の間のやりとりを考えた歴ということです。ですから、24節気を定めるなどして、農業と結びついて季節感がしっかりと分かるようになっていました。それが、西洋歴(グレゴリオ暦)の採用で農業的な季節感が失われてしまいました。何か大切なものをなくしたような気がします。
季節感というのは、自分の体のリズムと自然の環境で感じるものなのでしょうね!旬を感じる人になるっていうことが、現代では粋な生き方ではないかと思います。
(遠山)
〜成功脳を考える〜
★自分の人生観
ところで、このミッションの最初の種というのは、どうやって出来るのでしょうか?
昨日「脳をフォーカスするとミッションが生まれる」と書いたと思うのですが、そのフォーカスして生まれるミッションで、フォーカスするというのがよくわからないといわれるので、ここでお復習いをしましょう!
次のことを「脳」に尋ねるとミッションが生まれると書きました。
自分は人生で何をしたいのか?
自分は何を残したいのか?
自分の成功とは何なのか?
自分は何を得たいのか?
これは何を意味しているのかというと、「自分の人生観」ということになります。実はこれが最初の「ミッションの種」ということになるのです。
どんな人生観を持つかということが、種を決めているのです。
それはどんな人間観を持つかということにもなります。
松尾芭蕉の奥の細道に「月日は百代の過客にして、行かふ年も又旅人也。」というくだりがあります。これは人生は旅人(ゲスト)のようなものであるという意味だと思うのですが、
お父さんのブッシュ大統領は「他者(ゲスト)のために生きる人生は成功する」といっています。
多くの創業者の成功の秘密を聞いていくと、その結論は次のようなフレーズに集約されます。「全てはゲストのために」「ゲスト(人)のために生きる」
この「!!!のために生きる」の「!!!の」部分を自分なりに入れ替えてみましょう!すると、あなたの人生観が出来上がります。
例えば、「子供のために生きる」「夢のために生きる」という具合です。