お早うございます。
もう古いニュースになってしまうと思うのですが、ついにあの悪役横綱・朝青龍が引退に追い込まれました。実質解雇と同じような状況になったのだと思いますが、僕は内心「遅かった」とと思っています。
朝青龍は横綱の品格を問われました。それでは品格とはなんですか?ということになると、???ということになると思います。300万部を突破した大ベストセラー『女性の品格』(坂東眞理子著)では、品格ある人は『信頼される人』とあります。
朝青龍にはいつも不安がつきまとっています。「今度は何をしでかすか分かったものじゃない」という不安です。強さの裏にある危うさです。信頼とは、「信」+「頼」という相手を信じて相手に頼ってもいいだけの内容を持っているということなのですが、それがないということなのです。
品格の由来は、古代朝鮮・新羅時代の身分制度である骨品制度から来ています。これは、「出身氏族によって身分を五段階に分け、位階・官職・婚姻・衣服・住居に至るまでを規制した。」というものです。王族に関係する最高の身分を真骨と呼んでいました。真骨頂という言葉はここから来ています。要するに身分にふさわしい人格、生活様式、能力が問われるということになるのです。
朝青龍はその身分にふさわしくなかったということになります。
よく地位や位置が人をつくるといわれます。それは、その地位や位置を得ることによって、それにふさわしい品格がおのずと付いてくるというものですが、そこには教育の問題があると思います。『果実はその木を見れば分かる』といいますが、朝青龍という果実は、その木である親方の結果ということになります。
人格が人格を生むということでしょう!自分の心の中にも朝青龍みたいな奴が存在しています。我が身を省みて反省しようと思います。
(遠山)
〜成功脳を考える〜
★脳は比較を得意とする
人の脳は比較しながら知恵を得ているといえる。
比較することは、脳にとってはとても刺激的なことなのだ。
だから、すぐに何でも比較したくなるということだ。
それで比較することがいいことかというと、そうでもない結果も多いということだ。比較することで返って自分がダメージを受けるということもある。
だから、比較していいことと比較しない方がいいことをわけて考える方がいい。「挑戦」ということを考えるとき、挑戦しないで今よりも後退してしまってもいいのか? それとも、失敗してもいいから後悔しない挑戦を選ぶのかは、自分の脳の比較の選択である。
どちらが自分の脳にとって、未来があるかどうかという選択である。
「挑戦かそのままか」「未来か後退か」それが問題だ。
ここで、あまり難しいことを考えないで、マークトゥエインの言葉を思い出そう!
成功の秘訣は、遊びを仕事にしてしまうことだ。マーク・トゥエイン(作家)
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