お早うございます。
突然ですが、「ピグマリオン効果」って知ってますか?
たぶん皆さんは知っておられると思いますけど、僕は「へっ、そんなことってあるのか?」とちょっと驚きで知りました。
ギリシャ神話に自分の彫った像に惚れ込んで日夜話しかけるピグマリオン王子がいた。その心情を哀れんだアフロディーテの神が像に命を与えて、ついにピグマリオン王子は結婚することができたという話である。
これは自分以外の人にいろいろと期待を持って接すると、その通りになるということなのです。こういう教育効果があることはハーバード大学のローゼン教授が実験で証明しました。これを「ピグマリオン効果」っていうそうです。
ある自閉症の女の子がいました。その女の子は特定の先生がつくと頑張って勉強をするのです。その子の言葉です。「私のことをできると思って応援のエネルギーを注入してくれる人でないと、エネルギーをもらえないからできないのです。だって、私自信がないからできないのです」
これは驚くべきことです。私たちの相手のことを信じてあげる力が大きな教育効果を上げているというのです。これは疑いから始めると成功しないということを意味しています。
ピグマリオン王子のように相手を信じて語りかけようと思いました。
(遠山)
〜成功脳を考える〜
★自分には関係ない
問題が起こると口癖のようにいう人がいる。「関係ない!関係ない!」
実は関係が大いにあるからこそ、この人は「関係ない!」といっているのだ。
要するに逃げているのだ。
というよりは、問題の解決を先送りにしているといえる。
そうしてこの人は人生の課題を山積みのように残しながら、その生き方の「山罪(やまづみ)」を後孫に残すことになる。
こういうパターンを創りあげると、人間は成功しないことになる。
この人は問題というのは、自分では解決できないと端から思い込んでしまっているのである。
成功する人の思考はこうである。「自分のためにこの問題はおきたのだ。今の自分に必要だからこの問題があるのだ。」
この瞬間から、問題が課題へと変化するのである。
そしてこう結論づける。「自分が解決できるからこそ、この問題はおきたのだ」 |