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成長の法則! |
自分が成長する為にはどうしたらいいのだろうか? 誰しもが悩む大きな問題である。そんなことが分かれば苦労はしないのであるが、それが分からないから、人はいろんな生き方を試行錯誤しているのである。そこにドラマが生まれる。でも自分のこととなれば、どうしたら"成長"できるかは重大な問題なはずである。
"自分が成長する"とは、どうやって自分を成長させるかという方法論の問題であるから、そこにはちゃんとした"道筋"なるものがなくてはならないのである。そうでなければ安心して自分の人生路程を歩むことができないではないか!
そこで、成長とは人間の心の部分をさしていうのであるから、心がどうやって成長していくのかという問題を扱うことになる。千変万化する心の態様を一つの法則として扱うということ自体どだい無茶な冒険であるが、それができれば、自分自身にとって大きな希望になるのではないか?
孔子は人間の成長路程を次のような有名な言葉で表しています。「吾十有五にして学に志す、三十にして立つ、四十にして迷わず、五十にして天命を知る、六十にして耳従う、七十にして心の欲するところに従えども、則を越えず」孔子のようなわけにはまいりませんが、ここでは人間の段階を大きく二つに分けて考えてみようと思います。そして、そのどちらにも通用する、基本の法則を理解し、これを実用化することこそ重要なのです。一つは16歳位まで(中学校まで)、もう一つは高校以後大人の世界です。
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