もちろん、新聞記事であるから多少の脚色がある事も念頭において、運命式から見る社長と企業のあり方を見ることも為になるのではないかと思う。"企業は人なり！"とは、よく言われる。結局会社の運命を左右する人は、企業トップですから、トップを知ることはとても大切であると思います。
◆プロフィール
松本啓志
かほく市生まれ。日大経済学部卒。ファミリーレストラン勤務を経て１９８１年まつやに入る。０５年社長。星陵高、日大レスリング部に所属。世界選手権に出場した。４８歳。
◆まつや（かほく市）
飲食店運営、とり野菜みその製造販売。１９６４年父の松本啓治代表取締役会長が飲食店として創業。９７年株式会社化。資本金１２００万円。２００５年８月期の売上高５億円。
先ずは北國新聞の記事（抜粋）を紹介しよう！
○営業マンなし
この冬は面白くなりそうだ。看板商品の「とり野菜みそ」に名古屋の寿がきや食品が注目し、即席うどんに仕立てて１０月から売り出す。
まつやの担当は、みそを納めること。大きなもうけにはならないが、営業マンなしで、とり野菜みそのファンが増えるのは間違いない。
○器を考える
「屏風は大きすぎても、小さすぎても倒れやすいといわれます。物事にはちょうどいい大きさがある。私の器を考えると、何百人、何千人を雇える社長とは思っていません」
もともと、北前船問屋を営んでいた先祖の松屋和平が航海中に野菜を取るために考え出した味である。自衛隊から七塚町役場勤めを経て飲食店を開いた父、啓治氏が家に伝わるみそ鍋を出したところ、評判がよく、味付けしたみそ自体が売れ出した。「この味だけは、どこにも教えることはできません」。みそを仕込む父を手伝ったのは母の正子監査役。今は社長と妻の加奈恵専務の大事なつとめである。
○うちは職人
「うちは職人のやり方です」
目指すのは金沢にある飴の俵屋のような店だ。「何百年もこの道一筋で続く経営をしたい」。いい味を出して、顧客に喜んでもらう。その一瞬のために、今日も夫婦で秘伝のみそを仕込んでいる。
■まつや・松本啓志社長を見てみましょう！
＜松本啓志社長の運命式＞
２０ １３ ２４
１５ ３１ １６
２６ １８ ２３
●仕事運
仕事運は人との繋がりの中に仕事のチャンスを見いだす運勢をしています。だから常に顧客と向かい合ってその人間の繋がりの中に道を見いだします。こういう仕事の運勢を支える社会的な性格は、なかなかの目的指向型ですが同時によきパートナーを必要とするタイプでもあります。また、そういう目的を補佐する戦略的な思考をも持ち合わせています。営業マンなし、物流も外部ソリューションにしてしまうなど、自分の定めた目的に一致するような経営をしています。
●人気運
人気運も明るくて、人当たりがよい。しっかりと考えを持って接するようになるので、信頼されるようになると思います。
●ポイント
経営者として決して強力なリーダーシップ型ではないことを、たぶんご自分がよく知っているはずです。ですから、大きくするよりも質と内容を高める方向に目的を定めたのでしょう。しかし、あまり戦略的すぎると、策士策におぼれるということもありますから、その辺は要注意です。ここで、重要なのは、奥様で専務の加奈恵さんです。
加奈恵さんの運命式は
３１ １３ ２６
２６ ３６ １８
３１ ２３ ２８
となりますから、ご主人である社長よりも多少男勝りのところがありますが、社長の目的をしっかりと補佐できる運勢を持つパートナー（補い合う関係）であることは間違いありません。
会社発展のポイントは、この夫婦が互いに協力し合っていくことであると思います。
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