もちろん、新聞記事であるから多少の脚色がある事も念頭において、運命式から見る社長と企業のあり方を見ることも為になるのではないかと思う。"企業は人なり！"とは、よく言われる。結局会社の運命を左右する人は、企業トップですから、トップを知ることはとても大切であると思います。
◆プロフィール
村西更新
小矢部市出身。北陸電機学校卒業後大阪で運送業界に入り、１９７３年に村西陸運設立。８２年に大和トランスポートを創業。両砺陸運協同組合理事長など。
◆大和トランスポート（小矢部市）
物流業のほか、グループ会社でバス、タクシー業などを展開。０６年３月期のグループ売上高は３０億円。資本金２０００万円。
※大和トランスポートのホームページはここ
先ずは北國新聞の記事（抜粋）を紹介しよう！
○連結した２台のトラック
連結した２台のトラックを一人の運転手が運行し、目的地付近で２カ所に別れる。二酸化炭素の排出量と輸送コストを大幅に削減する「連結輸送」が国のモデル事業指定を受けた。現在連結装置がつくのは１２台。荷主の評判も上々だ。
※これについては、日経BPに記事が載っている。
○特急にヒント
コスト競争が激しさを増してきた４年前、ＪＲ金沢駅で和倉温泉、富山の両方面に別れる特急サンダーバードを見て、「これだ」と感じた。「東京の入り口まで運転手一人で行き、千葉と横浜に別れることができれば、訴ぞおも白いことになる」。
風変わりな運送屋の発送を意気に感じてくれた自動車工学の研究者と組み、投じた開発、設備費は１億円超。自動車業界では無理とされたハンドル制御を可能にした。二酸化炭素の排出量で３５％、人件費は４０％の削減効果が見込まれ、すでに日本を含む３６カ国で特許取得も終えた。
（日本の物流革命も可能かも知れない）
○「運ちゃん」はダメ
「運ちゃん」と言われてしまう運転手の評価と、運送業の社会的地位をどう上げるか。ハンドルを握りながら会社を大きくしてきた自分が、一貫して抱くテーマである。
「運送業はものをつくるわけでも、売るわけでもない。一番の商品である『人』が育ち、よい意味のプライドを持ってもらいたい」
首都圏に向かう連結トラックを見送る社員の顔つきも変わってきた。
「自分たちが物流を帰られるかも知れない」
■大和トランスポート・村西社長を見てみましょう！
＜村西更新社長の運命式＞
２６ １３ ２０
２０ ３３ １３
２７ ２０ ２６
●仕事運
仕事運はなかなかのアイデア型です。自分で仕事に惚れ込んでいますから、仕事に対する工夫は並々ならぬものがあります。そういう仕事運を支える社会的な性格は、自分の信念や価値観がはっきりとしていますから、それが大きな力になっています。それと同時にリーダーシップもしっかりとあります。人の上に立って指導するには、それだけの強さがなければなりません。そういう意気込みがあります。
●人気運
人気運は社会面での性格の頑固さやリーダー型の強さとは裏腹に、人には優しさを持って接しようとします。そういうところがリーダーとしては大切なところです。
●ポイント
経営者として人を引っ張っていく原動力は、何といっても自分の信念と、仕事に対するアイデア力です。そういう力をしっかりと発揮して頑張る人です。課題は、常に自分の信念と時代の流れが一致していなければならないと言うことです。この辺がずれてしまうと、折角のアイデア型の運勢も、その効力を失ってしまいます。アンテナを高く張って一歩先に時代を読むように心がけなければなりません。
最後に、男らしい性格の面だけがクローズアップされますが、本人は人の愛情に優しさを求めている人でもあります。
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