@産後の赤ちゃんはすごい適応能力
ヒマラヤから飛び降りたのですから、赤ちゃんは環境に慣れるのに大変です。
だから、生後4〜5日で生理的黄疸という現象が現れます。
でも、これは心配はいらないのです。
赤ちゃんは、必死に新しい環境に適応しようとしているのです。
同じように体重も減ります。出産によって、赤ちゃんは胎盤から
の栄養補給が一時的にとぎれます。これも、子宮の中にいたときから持ってきたものをうまく利用して生きる力を持っているのです。だから、体重が少し減るようになっているのです。
@赤ちゃんは鼻が効く?
赤ちゃんは声と”におい”でお母さんがわかります。それでも赤ちゃんもちゃんと顔を見ていますよ。2ヶ月くらいたつと、だんだん人の顔ををわかるようになるといいます。
@お母さんを見続ける赤ちゃん!
赤ちゃんはお母さんと同じものを見て、同じように視線を追います。赤ちゃんは手足も十分に動かす運動の能力はありませんが、必死になってお母さんを見ようとしているのです。
こうして、4ヶ月くらいまではお母さんとの共有関係を一生懸命持ちます。
5ヶ月目くらいになると、手で様々なものを持つことができるようになります。こうして6ヶ月以降関心が母親以外へと広がりを持ちます。
お母さんと同じものを見ることで、お母さんのまねをして学ぼうとする心が生まれ、成長するのです。
@お母さんのおっぱいは質素倹約?
動物と違って、人のお母さんのおっぱいはどうも出が悪いようなのです。それで、赤ちゃんは苦労をしているのです。動物の赤ちゃんは一挙におっぱいを吸い続けるのですが、人の赤ちゃんは吸っては休んで、また吸っては休んでの繰り返しなのです。
何故そんな苦労をさせなければならないかというと、それは赤ちゃんがお母
さんとコミュニケーションを取るようになっているからなのです。赤ちゃんが休むとき、お母さんが赤ちゃんに言葉をかけながら揺すってやると、それを合図にしたように赤ちゃんは再びおっぱいを吸うようになります。
だから、おっぱいを吸う時間は、赤ちゃんとお母さんのお話の時間なのです。
※参考文献より抜粋内容です
赤ちゃんはなぜ可愛いのか 天才児は母親しだい! 0歳児からの母親作戦 |