●赤ちゃんの不思議
@赤ちゃんはゴールドメダリスト
女性の卵巣には、生まれたときにすぐに形成される卵子の基になる「卵母細胞」なるものがあります。その数なんと600万個です。思春期になる頃には20万個に激減して、女性が一生の間に排卵する卵子の数は400個位だといわれます。
3人の子供が生まれたとして、その確率は200万個に一人という割合ですから、すさまじ競争を生き抜いてきているのです。
男性に至っては、精子の軍団は2億5千万個にもなります。
一人の王子様が卵子に到達するまでに2億5千万もの軍団が協力するのです。その選ばれた王子様は赤ちゃんの設計図を持って卵子の懐深く抱かれるようになるのです。だからどの赤ちゃんも皆偉大なるゴールドメダリストなのです。
@赤ちゃんの産声はヒマラヤの山彦(やまびこ)
赤ちゃんがこの世に誕生するというのは、ちょうどヒマラヤから地上に飛び降りたようなものなのです。
子宮の中はヒマラヤと同じ酸素分量しかありません。誕生して下界にでてみると、まるで違う環境になります。
産声から肺呼吸がはじまり、新しい人生がはじまります。
ヒマラヤから飛び降りたような状況で大丈夫かなと思いますが、
ご心配なく。
赤ちゃんは既に子宮の中の羊水の中で呼吸の訓練をしているのです。ですから、子宮の中ではこの世に誕生するための準備をしっかりとしているのです。
@赤ちゃんは目立ちたがり屋
その赤ちゃんの産声は440ヘルツ、オーケストラ演奏の前にチューニングするオーボエの音と同じだそうです。赤ちゃんのこの世に出発する”宣言”が産声と考えていいのです。
※参考文献より抜粋内容です
赤ちゃんはなぜ可愛いのか 天才児は母親しだい! 0歳児からの母親作戦 |