★胎児の成長過程
●胎児4週間目
胎児は頭と手の区別がはっきりしてきます。
●胎児6週間
脳が急速に発達しはじめます。
●胎児9週間
胎児は7センチぐらいの大きさ。頭や腕、胴体を動かし、足で母親のおなかを蹴って、好き嫌いの意思表示をします。胎児がとくに嫌がるのは母親のおなかをつつかれることです。
●胎児10週間
ほば人間らしい姿を整えてきます。感覚器官もかなり発達してきます。
●胎児15週間
顔の表情がはっきりしてきます。体長は9センチほど。感情が育って気分によって眉をひそめたり、顔をしかめたりします。
親指をくわえたりします。また、羊水を吸ったり吐いたりして、
肺呼吸の練習も始めます。
●胎児19週間
身長は18から20センチ、頭髪もはえ、人間の赤ちゃんらしくなります。胎動も活発になり、コミュニケーションを結んでいるのがわかります。
●胎児23週間
身長は28から33センチ、感覚器官はほぼ完成し、新生児とほぼ変わらないまでに成長します。
母親が冷たい水を飲むと、胎児は母親の腹を蹴って不快感を表します。味覚についても同じことがいえます。
このころにはおなかの中で〃聞き耳"を立てるようになります。おなかの外の父親の声や周囲の生活の音が聞こえています。
●胎児28週間
身長は40から44センチ、頭が重くなってくるので、次第に頭部が下になります。
●胎児32週間
丸みのある身体になり、しわも少なくなり、皮膚も肌色になります。
赤ちゃんは羊水を飲み込み、消化液を分泌するようになります。
尿も羊水のなかに排泄します。
●胎児39週間
頭髪は2、3センチに伸び、すべての器官が体外で生きることができるまで成長し、生まれるのを待ちます。
聴力学者のミェシェル・クレメンツ博士によると、胎児が好むのはビバルディやモーツァルトだとの軽やかで明るい感じの音楽、バロック音楽も胎児の好む音楽です。
逆にベートーベンやブラームスの悲壮な音楽や、ロックのような音楽は、胎児は激しく暴れます。
※参考文献より抜粋内容です
赤ちゃんはなぜ可愛いのか 天才児は母親しだい! 0歳児からの母親作戦
|