●命名情報
■団塊世代の退職
団塊世代700万〜800万人の引退により、労働力不足が懸念される一方、第2の人生に関するビジネスも。
団塊の世代とは
1947(昭和22)年から1949(昭和24)年にかけて生まれた人のことを指す。
作家の堺屋太一氏が小説『団塊の世代』で命名した、第2次世界大戦後の第一次ベビーブームに生まれた人口ボリュームの大きい同一性の強い集団のことを指す。働き盛りの時代には日本の高度発展を支えたが、今後は定年を迎え、年金の受給や医療が必要となる
■天文学
天文学はアマチュアも活発に活動する分野。すい星・小惑星などの新たな星の発見で話題になることも。
日本人が発見した超新星
国立天文台には、2006年以降、日本人が発見した超新星についてまとめてある
2008年7月3日の最終更新時点で、もっとも新しい発見は、板垣公一氏の「SN 2008dv」で、等級は18.2。
新天体を発見した場合には
★新天体を発見した時と命名する手順
1.発見者が国立天文台へ連絡する
2.連絡を受けた国立天文台が他の観測機関や観測者と天体の種類を検証する
3.惑星（小惑星、彗星も含む）等の場合には、軌道を確定するための観測を行う
4.新天体として登録を行う（この時点で彗星の場合、発見者の名前がつく）
5.小惑星の場合、発見者に命名提案権が与えられる
命名のユニークな例として、過去に日本人が発見した（1995年）小惑星に「仮面ライダー」と正式登録されているものがある。
■暴走族問題
少年層が減る一方で、OBや30代以上の活動の活発化が問題となっている。暴走族は「ダサイ族」 宜野湾署命名
■モンスターペアレント
学校に常識では考えられないようなクレームを突きつける親が増加。学校や教育委員会も対策に苦慮している。
モンスターペアレントとは
自分の子どものことに関して学校や教師に理不尽な要求をするモンスターペアレント。命名したのは、元教師で現在、教育技術やの知識をネット上で共有するTOSSランドを主宰する向山洋一氏や、「悲鳴をあげる学校」などの著作がある小野田正利・大阪大学大学院教授など諸説ある。
ちなみに、アメリカでは学校で子どもに何かあるとすぐに飛んでくる親を「ヘリコプターペアレンツ（goo辞書）」と呼び、日本の「モンスター」より先に話題になり始めたが、日本のように「極端な要求をする」というような意味は含まれない。
モンスターペアレントが生まれる背景
日経BPの時代を読む新語辞典「モンスターペアレント」では、
権利意識の浸透から「生徒と教師の立場は対等だ」と考える親が増えた
地域社会が崩壊し住民同士のコミュニケーションが減った
学校における相談体制の不備
の3つを理由に挙げている。
■【時事用語 勝手に新ネーミング】
週刊SPA!9月15日(火) 12時24分配信 / エンターテインメント - エンタメ総合
しばらく前に沖縄の宣野湾署が暴走族を「ダサイ族」と命名し、イメージダウンを狙うというニュースがあったけど、ほかにも呼び名を変えたほうがいいのでは？と思える用語がたくさんある。政権交代の今こそ、いろんな用語の新ネーミングを、みんなで考えよう！
今年5月、沖縄の宜野湾署が暴走族のイメージダウンを狙ってネーミング選考会を開き、「ダサイ族」という名称を新たに採用。標語や看板などで周知を進めることになったのだそうな。そこで今回、SPA！も20〜40代の男女にアンケート取材を実施。用意した新ネーミング候補への投票と、さらなる新ネーミング案を募ってみた。
というわけで、最初は「暴走族」から。投票では「バカ走族」が一番人気。「見るからに"バカそう"だから」(38歳・女・自営)など、支持理由も容赦ない。その他の案では「『身勝手族』か『自己中族』。他人の迷惑を考えない、身勝手な行為だから」(38歳・女・医療事務)、「『害悪族』で。存在そのものが害で悪だとハッキリわからせる」(34歳・男・SE)など、怒りまじりの命名も。その点、「騒音、バイクの改造、服装などすべてがダサい。だから『ダサダサ二輪族』」(36歳・男・電器)は、脱力系のネーミング。「自己満族」(49歳・主婦)なんてのは、ダジャレっぽいけど案外的を射てるかも？
迷惑な集団といえば「暴力団」も忘れちゃいけない。「『ゴキブリ団』。出現すると迷惑。そしていつも黒い服」(26歳・主婦)、「便所虫ーズ」(31歳・男・SE)といった虫系ネーミングが目につくなか、「へなちょこ組」「おこちゃマフィア」「わるいひとたち」など、お子さま系の名前も多数。「大人のさみしがり屋さんたち」(45歳・女・メーカー)なんて呼ばれた日にゃ、さっさと足を洗ってカタギに戻る組員が続出か!?
そんな暴力団の収入源のひとつであり、最近は有名女優の使用でも話題になった「覚醒剤」。
「何よりも覚醒剤などの恐ろしさを伝える意味で、薬物全般を『廃人薬』と呼べばいい」(41歳・女・小売)、「人としてダメになるってことをズバリ表現して『人間放棄剤』」(45歳・女・化学)、「覚醒というと意識がシャキッとするなんて意味があるから、安易に手を出してしまう。使うと堕ちるところまで堕ちるぞ、という怖さをアピールするために『堕落剤』と呼べばいい」(36歳・男・小売)などなど、社会派な意見も少なくない。が、「トリッピー剤」や「芸能人御用達剤」「マンモス心身崩壊剤」といった、明らかに例の女優をイメージした名前も。極めつきは「『ノリピル』。タミフルみたいな発音で」(29歳・男・出版)って、シャレになってないから！
名前の響きの軽さで安易にとらえてしまう犯罪だと「万引き」も挙がってくるだろう。弁護士の山下幸夫氏に聞いたところ、「犯罪のにおいがあまりしない呼び方ですが、法律上は窃盗罪。厳然たる犯罪行為です」という指摘。アンケートでも「『ヘボ窃盗』。盗みとしてはスケールが小さいけど、やっていることは犯罪。名前にもっと悪意を」(36歳・男・アパレル)、「手癖泥棒」(39歳・男・作曲家)といった、行為のショボさを漂わせつつ、犯罪として明確に示すような案が少なくなかった。ただ「見つけたら即射殺」(32歳・男・商社)とは、穏やかじゃない。つか、それは名称じゃなく刑罰では!?
そういえば「援助交際」も違法行為の印象が薄い呼び方だ。
「聞こえはいいが、要するに児童売買春。買ったほうは、5年以下の懲役または300万円以下の罰金に処せられます。結構、重い罰ですよ」と、山下弁護士。
アンケートの意見でも「素人売春」「カジュアル売春」「少女売春」など、端的に売春と示すべし、という指摘が多い。けど、「不当価格売春」ってのはどうなのか。「実際にヤッたら大したことなさそうじゃん。マグロ状態っぽいし」(31歳・男・ITコンサル)って、そういう問題じゃないだろ！ さらに「『安股びらき』。やっす〜い感じが漂うでしょ」(37歳・男・清掃)、「『汚れ子宮』。こんなことをする女性に子供を産んでほしくないから」(24歳・女・大学生)というようなドギツすぎる名称も。そんな風に呼ばれると、さすがにやるのをためらうかもねぇ。
実態が伝わりにくい用語では「DV(家庭内暴力)」ってのもあるが、「ドメスティックバイオレンスなんてスカしていないで『暴力夫(妻)』とハッキリさせる」(35歳・男・不動産)といった意見がかなり見られた。「暴れん坊亭主(女房)」「宅内野蛮行為」など、暴力の側面をアピールした名称のほか、「負け犬の反抗」「隠れ下郎」、さらには「『どうしようもないヴァカ野郎』、略してDV」(24歳・女・アパレル)など人間性を指摘した呼び名も。でも、「『夫婦間虐待行為』。家庭内暴力はいわゆる腕力だけでなく、言葉の暴力や精神的に追い込む雰囲気の暴力もある。つーか、ウチがそう。自分も鬼嫁から日々虐待されてます」(33歳・男・不動産)って、ここでカミングアウトされても困るんですけど…。
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