占い一言コラム 占い全般編
◆歴史を見ていると、人は必ず重要な判断を求められると、一人で決めかねている。それほど決断というのは重いものかも知れないが、誰かに自分を支持してもらいたいという想いは強いのが当然だ。神仏に占ってもらうのも心の作用としては当然すぎることなのかも知れない。そういうときにこそ、根拠のある占いを求めるべきだ。でないと、後が怖い。
◆占いが心の安定に大きな役割を果たしていることは、実際に占いを行っている身からすると、うなずけることが多い。人というのは、いつも相対的な善の世界で生きているから、絶対的な善がないと自信がなくなるのだ。だからこそ人に必要なことは、方向性なのだ。それが見えないと安心しない。
◆道に迷ったら、人に聞けばいい。「聞くは一時の恥」というではないか?人生の道も迷うことは必ずあるものだ。そんな時に、指針となる参考資料は沢山ある方がいい。占いもその一つだ。何かしらヒントは隠されているのだ。何故なら、神は無駄なことはなさらないからだ。
◆一寸先は闇・・・それが本当なのかも知れない。それでも、何か光明がないかと探したいのが人間ではないのか?ちょっとした方向性と方法がわかればすぐに人間はそれを希望と感じる。それが人情だ。相性占いも個人占いも闇の中の光明に違いない。
◆私の運勢はどうでしょうか?そういう質問をみんなしたいに違いない。「運がいいのか悪いのか」誰しも怖いけど知ってみたい気持ちはある。そんな時は「バカ、バカ、バカ」といってやりたい。何故か「自分は運がいいのだ」そう信じることができてこそ、どんな運をもっているかということがわかるのだ。自分を信じない人には運勢などは意味がない。
◆あるとき不意に電話のベルが鳴った。占いの電話だ。今すぐいっていいですか?あまりに唐突である。予約も入っているので、明日ではどうですか?「それじゃあ、考えます」といって電話は切れた。衝動的なアクションなのだ。こういう人は自分の問題点をしっかりと把握できないに違いない。占いは自分問題解決のヒントなのだ。そこにポイントがある。
◆占いと心理学はどこが違うのか?占いも結局は心の世界に入らなければ相手に理解されることはない。でもどこかが違う。心理学は行動や心の動きを分析しながら問題の解決をしようとする。でも占いは、それにとどまらない。「天使の占い」はちゃんと方向性までも提示する。そこが違う。でも本人が行動しなければ結果が出ないという点では一致する。
◆その昔、占いは国の運命や方向を占う重要な儀式であった。時を経て今や占いは庶民の心の方向性を占い、見据えるようになった。しかし、その占いを予言のように使う人もいる。それはとても危険なことなのだ。古来予言や預言は神の言葉をあずかるものだからである。それは選ばれた人だけの特権なはずだ。
◆世の中悩みのない人なんていない。必ず何らかの問題を抱えているのが本当のところだろう。占ってみて欲しくなる動機というのは、そういう自分に自信を失いかけているときとか、相手が全然見えないときなどではないか?本当の占いとは、自分の心をちゃんと見えるようにしてあげることなのだ。
◆占い運命式を見ていくと、性格習慣病というのがわかる。自分の持つ性格が原因となって、様々な病気の原因になるというものだ。占い運命式から来る本人の持つ性格が自分の生活のスタイルを決めてしまっている。どこかで自分をレベルアップする努力をしないと、このサイクルからは抜けられない。それには、人とのつながりを拡大するのが一番かも知れない。
◆人間関係で悩む人の中に、「相手は私のことをどう思っているのか?」というのがある。こういう人は、相手の心の中を読めないから不安でたまらないのだ。占いで性格やら相手の運勢・タイプなどは知ることができるだろう。しかし、信じていいかどうかは別だ。先ず、自分をオープンにしてみることだ。それでも相手が心を内を見せないときは、信じてはいけない人だ。
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