「殺人に匹敵する」虐待死の母に7年求刑
井本さおり
14 9 15
9 17 11
12 8 13
井本佳幸
17 9 17
12 25 13
20 16 21
井本愛理
16 9 22
11 29 18
24 20 25
大阪府豊中市で2003年、長女の井本愛里ちゃん(当時6)を自宅で
虐待し死なせたとして、傷害致死罪に問われた母親のさおり被告(34)
らの公判が11日、大阪地裁(並木正男裁判長)で開かれ、検察側は「殺
人に匹敵する悪質な犯行だ」として懲役7年を求刑した。
虐待発覚を恐れ放置したとして、保護責任者遺棄致死罪に問われた父親
の佳幸被告(34)には懲役4年を求刑した。
弁護側は最終弁論で「暴行や放置と、死亡との因果関係は立証されてい
ない」と主張。さおり被告は「今回のことは、すべてわたしが悪かった」
と述べて結審した。
起訴状によると、さおり被告は03年8月ごろから12月にかけ、愛里
ちゃんの頭や顔、腕を殴るなどし、12月17日には額を突いて転倒させ、
脳浮腫で死亡させた。佳幸被告は医師の治療を受けさせず放置した。
[2006年8月11日22時15分]日刊スポーツ |