この名前(運命式)たちの特徴
◆なくならない幼児虐待・・・何故?
★幼児虐待というのは、どうしてなくならないのだろうか?
この背景には、地域の共同体が消失してしまったこととは無関係ではないと
思う。育児にしても相談する経験豊かな人たちが周りにいないなどというこ
とと無関係ではないはずだ。それと、母親になった女性の親子関係も影響が
ある。自分が親から受けてきたことを無意識に行っているといえる。
もう一つ問題点がある。小さいときに、家事の手伝いなどで子守などの経験
がない人が多くなったためだ。人間の習慣というのは、全てが生きていく上
で貴重な体験をするようにプログラムされている。それを経ないということ
が問題なのだ。
尾越容疑者は何故、幼児虐待になってしまったのだろうか?
そこには、様々な要因が考えられるが、ということは単純ではなく複合的な
要因があるということだ。
その一つに、性格的な問題と、子供との相性という問題がある。
そのことがひとつのきっかけになって、幼児虐待ということにつながったと
考えられる。
★そこで、尾越真理容疑者(31)と二男雅斗(まさと)ちゃん(1歳6か月)
の運命式を出してみよう!
<尾越真理容疑者(31)の占い運命式>
30 19 29
18 40 22
28 21 33
<尾越真雅斗(まさと)ちゃん(1歳6か月)の占い運命式>
23 19 32
11 36 25
24 17 29
★相性が性格の問題点を引き出してしまった。
お母さんが子供にヒステリックになるのはよくあることだ。要求の多いのが
子供と頭では分かっていても、実際にその場面になると、どうにも感情が抑
制できない状況が出現するときがある。そういう中での子育てというのはお
母さんは相当なストレスがたまるということも事実だ。
しかし、それ以上に子育てというのは子供から親がもらう恵が多いのも事実
だ。そういうことを身を以て知っているからこそ、お母さんは子供に対する
深い愛情を持つようになる。なのに何故幼児虐待という結果が出てしまうの
か?
そういうことを考えてみる必要がある。
この尾越真理容疑者(31)の場合は、雅斗さんの性格をよく理解していな
いことからおこったと考えていい。雅斗さんは細やかな愛情を示してあげな
ければならない子供だ。神経質でもある。頑固さもある。スキンシップをし
てあげなければならない子でもある。そういう多面性を持っている子だから
こそ、十分なケアーが必要なのだ。
一方尾越容疑者は、普段は物事をよく考える人でもあるし、人との和も考え
る人でもあるが、家庭内では、直情的になりやすい傾向があり、愛情表現は
男っぽく命令的、荒っぽいのだ。そういうことからすると、雅斗さんはお母
さんの愛情を充分感じていないということになる。
そのことが、体全体の表現や自己主張となって現れるのである。それを尾越
容疑者はなかなか理解することができなかったかも知れない。
「尾越容疑者は、犯行を認め、「泣きやまないため、かっとなってやった」
と供述している。」
悲劇はお母さんだけにとどまらなくなる。そこが幼児虐待の怖さだ。
●・・・ひとこと・・・
誰しも子供の幸せを考えない親はいない。そう考えて命名する。そして幸せ
を思うあまりに、子供に期待をかけ運勢のいい名前をと必死になる。しかし、
何よりも重要なのは、親子の相性ということなのだ。それがちゃんとしてい
なければ、知らない間に、子供を精神的に追い込むことになる。
そこは頭で考える以上のことなのだ。そしてもう一つ、子供を愛するために
は、夫から愛されているということが必要になる。愛されているということ
が愛することにつながるのだ。そういう愛の連鎖が家庭の中では起きている。
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